山形地方気象台の発表によると、今年の1月は山形県内いずれの観測地点でも「真冬日」が記録されていないそうです。真冬日は1日の最高気温が氷点下になる日のことですが、山形市や酒田市といった市街地だけではなく、大蔵村肘折(ひじおり)や西川町大井沢といった山間部においてもまったく記録されていないそうです。このままの天気が続けば、今年は14年ぶりに1月なのに真冬日ゼロということになりそうです。
1961年までさかのぼって気象データを調べてみると、真冬日がまったく記録されたなかった冬は山形県ではなく、最も少ない記録は1993年の冬の1回だそうです。この年は12月24日に-1.3度を記録しているそうですが、今シーズンは12月においても真冬日ゼロとなっています。長期予報では2月も平年よりも高い気温で推移するようなので、もしかすると史上初めての真冬日ゼロの冬ということになるかもしれません。
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- ■天童のニュース:天候・災害
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天童市西部の寺津地区(てらづ)にある「天童最上川温泉ゆぴあ」で、入館者数が600万人を超えました。600万人目となったのは山形市大野目一丁目の木村久美子さん(54歳)で、午前9時30分過ぎに来館したところ、急遽、記念セレモニーの主役になりました。木村さんには、ゆぴあの1年間フリーパス入浴券と記念品のオルゴールの目録が贈られました。また、木村さん以降の10名にも、入浴回数券がプレゼントされました。
「天童最上川温泉ゆぴあ」は1997年(平成9年)4月17日(木)にオープンした市民保養施設です。2006年(平成18年)4月からは入浴料が200円から300円に値上がりし、入館者が減ってきていていましたが、「これまではあまりにも混雑していたので逆に良くなった」という声も耳にします。
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- ■天童最上川温泉ゆぴあ
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- ■天童のニュース:天童最上川温泉ゆぴあ
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天童市南部の高擶地区(たかだま)で、「高擶の雪灯り(ゆきあかり)」が行われました。これは、地区内の各家庭が雪やペットボトル、竹や缶などを使って灯籠(とうろう)を作り、その中にろうそくを灯す(ともす)というイベントです。高擶地区の青壮年有志が、暗くつらいイメージの雪国の冬を楽しもうと昨年始めて企画したもので、およそ200軒が参加し、1200個以上のあかりが灯されました。今年は地区内の各種団体関係者で実行委員会を組織し、1200年以上灯り続けている「不滅の法灯」(ふめつのほうとう)を若松観音から譲り受け、希望する参加者に分灯しました。今年は昨年より多いおよそ350世帯が参加しました。通りに面したすべての世帯が参加し、イベントを盛り上げた地域もあったようです。
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- ■鈴立山若松寺(若松観音)
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プロ棋士の鈴木大介(すずき・だいすけ)八段が、1月20日(土)にJR天童駅1階にある天童将棋交流室で指導対局を行いました。鈴木八段はこの日行われる日本将棋連盟山形県支部連合会の新年会に出席するために山形県を訪れたもので、午前中は大人、午後からは天童少年少女将棋教室の子どもたちなど、合計20名を相手に多面指しを行い、アドバイスをしていきました。
日本将棋連盟は、各地の将棋普及の取り組みを支援するため、積極的に棋士を派遣していくそうです。これまで天童市では春の人間将棋や秋の将棋フェスティバルでプロ棋士の指導対局を受けることができましたが、今年はさらにその機会が増えるかもしれませんね。
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- ■天童将棋交流室の紹介
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- ■天童のニュース:将棋
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