山形新聞や山形放送などが主催する「第46回山形県少年の主張大会」の天童地区大会が市立天童第二中学校を会場に行われました。大会には市内の4つの中学校から2名ずつ、合計8名が出場し家族や地域、学校での出来事などをテーマにして主張を述べました。武田良一・天童市教育委員長を委員長として、山田敏夫・山形県青年の家所長、佐川範夫・天童警察署長、大内玲子・天童市更生保護女性会長、豊島孝宏・天童市学校教育課長、長岡伸明・山形新聞天童支社長が審査を行った結果、「新しい自分との出合い」と題した天童三中3年の佐藤奈那美さんが最優秀賞に、「今を生きる」と題した天童四中2年の瀬川莉央さんが優秀賞に選ばれました。おふたりは、9月12日に山形市で開催される山形ブロック大会に出場します。
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来年2008年、宮城県を舞台にしてJR東日本や関係機関が連携して「デスティネーションキャンペーン」に向けて、JR山寺駅が見晴らし台やホームをリニューアルすることになりました。見晴らし台は山寺の立石寺が見えるように備えられていますが、屋根がないため、雨の日や雪が降るなかでも利用できるように屋根が取り付けられます。また、ホームも屋根がある部分が31メートルしかないため、2倍の長さに延長されます。さらに、ホームの待合室を寺社造りの駅舎に合わせた建物に整備しなおしたり、ホームの床をアスファルト舗装から石畳調のタイルに変えたり、老朽化している地下道の階段に滑り止め加工することなども計画されています。工事は9月上旬から始まり、一部を除いて11月下旬に完成する予定です。
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- ■天童のニュース:JR仙山線
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山形国際ジャズフェスティバルの中止を機に、市民の有志が独自のイベントを運営しようと準備を進めています。天童市では、国内外の実力派ミュージシャンが集う「山形国際ジャズフェスティバル」が2000年から開催されてきました。しかし、市や県の助成金、企業からの協賛金が減ったために赤字決算になってしまったことから、内容や運営方法の見直しが行われ、今年から蔵王坊平に会場を移して開催されることになりました。これまでフェスティバルの運営に関わってきた市民やジャズ愛好家のなかから「せっかく天童に定着したジャズのイメージをなくしたくない」という声があがり、今年4月に天童ジャズフェスティバル実行委員会を組織し、独自のイベントについて検討を重ねてきました。現在は、9月29日にわくわくランドを会場にして「TENDO JONDANA FESTIVAL 07」を開催すべく準備作業を進めています。
「TENDO JONDANA FESTIVAL 07」は、上手を意味する方言の「じょんだな」をもじって名づけられたもので、これまでのフェスティバルとは異なり、出演者も観衆も無料のステージです。音楽もジャズに限らず、フュージョンやラテン、ゴスペル、ブルースなど幅広いジャンルを受け入れる計画です。第1回目となる今年は、ビッグバンド2団体、少人数編成のコンボ5団体のほか、天童高校吹奏楽部も出演する予定です。午前11時にスタートしてから、各団体が入れ替わりで演奏を繰り広げ、午後6時までイベントを行います。
- 仕掛け人の1人、阿部豊明(あべ・とよあき)さんのコメント
- 来年からの本格開催に向け、今年は小規模でもまずやってみることが一番の目的。仙台市の常禅寺通りや宇都宮市の中心商店街などで成功している音楽祭のように、だれもが楽しめるイベントにして、音楽によるまちおこしにつなげていきたい。
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- ■天童のニュース:音楽
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