「わくわくランド」にあるARSBEL 天童オルゴール博物館が、アナログレコードの鑑賞サービスを始めました。これは、2007年春に着任間もない菅野昭義館長が館内の倉庫を片付けていたところ、1980年代のパイオニア製最高級機器「Exclusive」のレコードプレーヤーやアンプ、スピーカーを発見したことに始まります。いずれの機器も発売当時は50〜100数十万の値がついていた装置で、コンサート会場などでも使われていたプロ仕様の製品でした。故障していたアンプなどを修理、音も調整して、オルゴール博物館に隣接しているバラ水耕栽培施設「ローズスクエア」（2006年7月に閉鎖）を鑑賞会場にしました。

　天童オルゴール博物館を運営している東北パイオニアの社員に募ったところ、不要なレコード、EP盤・LP盤合わせて500枚ほどが集まりました。菅野昭義館長は「あくまでオルゴール博物館の来館者への、おまけのサービス。洋盤から邦盤まで、懐かしい曲を楽しんでほしい」とコメントしています。収蔵品を増やすために一般の人にも寄贈を呼びかけていて、寄贈した方にはオルゴール博物館の無料入場券2枚とレコード鑑賞ができる会員証を発行しています。

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■天童のニュース：ARSBEL天童オルゴール博物館

http://www.ikechang.com/news/orgel.html

■ARSBEL 天童オルゴール博物館

http://www.ikechang.com/navi15.htm