天童市東部にある天童高原スキー場で、第6回天童高原雪まつりが開催されました。およそ120センチの積雪があるゲレンデでは、タイヤチューブに乗ってスノーモービルから引っ張ってもらうスノーラフティング体験、ロッジや食堂などの施設内に隠されたカードを探す宝探しなどのイベントが行われたほか、第13回平成鍋合戦で鍋将軍(優勝)に輝いた「じゃがバター鍋」が200色限定で提供されたり、石焼芋や手打ちそばなどの販売コーナーが設けられました。また、開会セレモニーでは、子どもから大人までおよそ40名がスキーデモンストレーションを披露しました。
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- ■平成鍋合戦
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- ■天童のニュース:イベント
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秋葉忠利(あきば・ただとし)広島市長を招いた「山形県平和祈念講演会」が、2月9日に天童市民文化会館で開催されました。これは遠藤登(えんどう・のぼる)天童市長が秋葉市長と友人だったことから実現したもので、天童市と山形県平和センターの主催で行われました。
オープニングセレモニーでは、増川大輔(ますかわ・だいすけ)さんのチェロと須藤恵美子(すとう・えみこ)さんのピアノ演奏で、パブロ・カザルス(Pau Casals i Defilló, Pau Casals,)編曲「鳥の歌」、久石譲(ひさいし・じょう)作曲「いのちの名前」、新井満(あらい・まん)作曲「千の風になって」の3曲が披露されました。
カザルスはスペインのカタルーニャ地方に生まれた「20世紀最大のチェリスト」と称される人物で、反ファシズムや核実験禁止運動でも活躍しています。「鳥の歌」はカタルーニャ地方に伝わる民謡で、1971年10月24日の「国連の日」に、94歳になるカザルスがニューヨークの国連本部で「私の生まれ故郷カタロニアの鳥は、ピース、ピース(peace=「平和」)と鳴くのです」と言って演奏したことで知られている曲です。
秋葉忠利(あきば・ただとし)広島市長 |
講演後に握手を交わす両市長 |
秋葉市長は「核兵器のない地球を未来の世代に〜平和のために今、私たちが為すべきこと〜」と題して、県内各地から集まったおよそ900名の人たちを前に、被爆者の写真を交えながら原爆の悲惨さと被爆体験継承の重要性、未来に伝える手段について説明しました。
被爆者は「こんな思いを、他の誰にも(原爆を投下した兵士たちにも)させてはならない」というメッセージを発信し続けてきました。このことについて、秋葉市長は
- 死を選んでも誰も非難できない(常識の通用しない)地獄の状況下で、生きる道を選び人間であり続けたこと。
- 忘れてしまいたい被爆体験を語り続け核兵器の使用を阻止したこと。
- 復習や敵対という人類滅亡につながる世界観を捨て、和解の哲学を創り出し実践したこと。
という、3つの功績があると指摘しました。しかし、戦後から50年以上が経過した現在、被爆者の平均年齢が74歳を超えたことから、このままでは被爆体験を未来に伝えていくことが難しくなってきました。そこで、被爆者の「他の誰にも同じ経験をさせてはいけない」というメッセージの意味を学術的に整理・体系化し、普遍性のある学問として、世界の主要な大学において次代を担う若い世代に伝える「広島・長崎講座」という取り組みをスタートさせました。さらに、被爆体験の朗読や映画・音楽・美術等による表現といった、新たな活動によって被爆体験を伝えていく必要性を訴えました。
米ソ対立の冷戦構造が終結したことによって核戦争の危機は去ったように思われていますが、これはまったくの誤解で、「テロリストに対しては核爆弾を使ってもいい」ということを平気で主張する政治家もアメリカにはいるそうです。アメリカの哲学者であるジョージ・サンタヤーナは「過去を記憶できない者は、その過去を繰り返す運命を背負わされる」という言葉を残していますが、被爆体験を次の世代に、全世界の人たちに伝えていく重要性はここにもあります。
また、環境保護運動とおなじように、非核化の運動は国のレベルでは否定されても、都市レベル・市民レベルでは賛成されるものだと紹介しました。広島市長が会長を務めている平和市長会議には、2008年1月28日現在で世界127の国や地域の2028の都市が加盟しています。2020年までの核兵器廃絶を目指して世界的にキャンペーン活動を行っていますが、「自分がいま住んでいる都市、学生時代に生活していた都市、親戚が住んでいる都市など、関係のある都市の市長に平和市長会議へ加盟するようぜひ呼びかけて欲しい」と参加者にお願いしました。
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- ■平和市長会議
- http://www.mayorsforpeace.org/
- ■天童のニュース:できごと全般
- http://www.ikechang.com/news/news110.htm
日本気象協会が2月6日までに発表した今年の桜(ソメイヨシノ)の開花予想によると、3月以降の気温が高めに推移すると予想されることから、山形市では4月11日から14日、酒田市では4月10日から4月13日など、山形県内では平年よりも3日から6日早めに咲き始めると見込まれています。気象庁では3月5日以降に、各地域ごとに順次、開花予想を発表していく予定です。今年の桜まつり「人間将棋」は4月19日(土)と20日(日)に予定されていますが、天童でも4月10日過ぎに咲き始めれば、「人間将棋」にちょうど間に合いそうです。
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- ■人間将棋
- http://www.ikechang.com/chess/
- ■天童のニュース:サクラ・ツツジ・花
- http://www.ikechang.com/news/cherry_blossoms.html
陸上自衛隊第6師団の徒手格闘競技会が、2月5日に天童市スポーツセンターで開催されました。大会には山形、宮城、福島の3つの県にある駐屯地から13部隊・合計234名が出場し、3つのグループに分かれてリーグ団体戦で勝敗を競いました。徒手格闘は、空手と柔道を組み合わせたような自衛隊独自の格闘技です。1試合2分の3本勝負で行われ、防具やグローブを着用して、効果的な突きや蹴り、投げ、持ち上げなどを決めると一本になります。
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- ■天童のニュース:できごと全般
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パイオニアレッドウィングスの山形県内での試合は今季は2試合しかありませんでしたが、来季は6試合に増やすことを日本バレーボールリーグ機構が決めたそうです。
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- ■天童のニュース:パイオニアレッドウィングス
- http://www.ikechang.com/news/pioneer.html
- ■昨年の「ファンの集い」の様子
- http://www.ikechang.com/news/2006/news0610j5.html#061028