3月5日の天童市議会定例会は、前日に引き続いて矢吹栄修、松田光也、木村竹虎、結城義巳、後藤和信、山崎諭、水戸保の7議員が一般質問を行いました。平成19年12月10日に設立認可された天童市芳賀土地区画整理事業に対して出された質問について、遠藤登(えんどう・のぼる)天童市長は「事業を円滑に行うため、仮換地指定に向けて土地利用計画を検討しており、今後は具体的な土地利用計画と歩調を合わせ、魅力的な市街地の形成に向けた用途地域を定めていく予定だ」と答えました。
芳賀土地区画整理事業の事業面積73.2haは、単独の区画整理事業としてはこれまででもっとも広大な面積になります。このことから一部では事業の成り行きを不安視する声もありますが、天童南部土地区画整理事業(48.15ha)、南小畑土地区画整理事業(34.39ha)、北目土地区画整理事業(24.76ha)が同時並行的に取り組まれてきた実績もありますし、天童市として区画整理事業の経験値もあることから、十分に対応していけるものと思います。どういう新しいまちが誕生するのか、一市民として非常に楽しみです。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:芳賀土地区画整理事業
- http://www.ikechang.com/news/haga.html
- ■天童市のこれまでの区画整理(外部サイト)
- http://www.city.tendo.yamagata.jp/toshi/kukaku/kukaku.html
2月29日開会した天童市議会定例会では3月4日に本会議が開かれ、矢萩武昭、森谷仙一郎、鈴木照一、狩野佳和、石垣昭一、伊藤和子の6議員が一般質問を行いました。先に遠藤登(えんどう・のぼる)天童市長が発言している村山地域7市7町の合併案に対して出された質問については、「将来の望ましい枠組みの選択肢として考えられないかと申し上げた。合併は住民本位に進められるべきもの。効果などを含め住民の意向を十分に把握し、圏域の動向を見極めながら市議会との意見交換の場を持ち、将来の姿を研究していきたい」と答えました。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:広域合併(天童市の動き)
- http://www.ikechang.com/news/news7.htm
天童市のキンダイ通信社が発行している「サンデータイムス」に、天童市芳賀土地区画整理事業に反対する記事が掲載されました。サンデータイムスは、天童病院や市制運営などを槍玉に挙げ一貫して反体制的な記事を掲載してきていますが、2008年(平成20年)3月9日号では平成20年度予算をについて取り上げ、その中で「基本的には地権者が自主的に運営する組合施行の事業であり、組合施行の事業になぜ、天童市が巨額の負担金(6000万×10年)を出さなければならないのかが大きな疑問点である。」と書いています。
天童市では、これまで市施行(市直轄事業)で5つ、組合施行で11、合計16の土地区画整理事業が行われてきました。これに現在、市施行で2つ、組合施行で1つが行われていますが、いずれも市なり市長なりが独断専行で実施しているものではなく、法律に基づいた手続きを踏み、国に認められた事業として行われています。
週刊誌とおなじで、行政批判的な記事を書けば多くの人の興味を集めるかもしれません。しかし、毎回毎回おなじような論調では「あぁ〜また言ってるなぁ〜」という感じで、だんだん興味が薄れてきてしまいます。「良いところは褒めて伸ばして、その分、正すべきところはきちんと指摘する」というメリハリがあればまだマシですが、たまにはもう少し建設的な意見を載せてもいいのでは?と思ってしまいます。
しかし、個人的に一番言いたいことは「『全戸無料配布』とあるのにウチには配られてこない!」ということですね。
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- ■天童のニュース:芳賀土地区画整理事業
- http://www.ikechang.com/news/haga.html
- ■天童市のこれまでの区画整理(外部サイト)
- http://www.city.tendo.yamagata.jp/toshi/kukaku/kukaku.html