ついこの間までは雪がちらついていましたが、ここ最近は春の陽気が続き、雪もすっかりなくなりました。4月中旬並みの気温になったこの日は、日曜日ということもあって、山形県総合運動公園には多くの家族連れが訪れ、ボールや遊具で遊ぶ姿やお弁当開きをする光景が見られました。運動公園内にあるNDソフトスタジアム山形では、3月20日(春分の日)にモンテディオ山形のホーム開幕戦が行われます。週間天気予報では「曇り時々雨 降水確率50%」と残念な予報が出ていますが、ぜひ多くのファンに応援して欲しいと思います。
※3月17日の週間天気予報では「曇時々晴 降水確率10%」に変わりました。
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- ■天童のニュース:まちの様子
- http://www.ikechang.com/news/news1.htm
- ■天童のニュース:モンテディオ山形
- http://www.ikechang.com/news/montedio.html
東京大学農学部の学生15名が、3月12日から13日まで出羽桜酒造を訪れ、酒造り研修を行いました。研修に参加したのは農学部生命化学・生命工学専修の3年生で、仲野益美(なかの・ますみ)出羽桜酒造社長が東京大学大学院で醗酵醸造学の非常勤講師を務めていることから、毎年、この時期に学生たちを受け入れています。学生たちは最初に製造工程などについて話を聞いた後、酒蔵に入って洗米、酒米を水に浸す「浸漬(しんせき)」作業を体験しました。学生たちが扱った酒米は大吟醸酒に生まれ変わり、毎年5月に行われている学園祭「5月祭」で利き酒や試飲などに使われる予定です。
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- ■天童のニュース:出羽桜酒造
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天童市が上程している2008年度一般会計予算案に対して、3月14日、天童市議会で最大会派の「政和会」を除いた「かがやき」「つばさ21」「日本共産党市議団」の3会派が佐藤正男(さとう・まさお)予算特別委員長あてに議案修正案を提出しました。3会派は3月17日に行われる予算特別委員会最終日に動議を提出する見込みです。天童市議会は合計22名の議員が在籍していますが、委員会表決には佐藤正男・委員長と小沢精(おざわ・ただし)議長が入れないため、最大会派の「政和会」は2名減の9人になってしまいます。これに対して、残りの3会派は合計11人になるため、提出された修正案は賛成多数で可決される見通しとなっています。
修正案では、芳賀土地区画整理事業の負担金6,000万円と、国のまちづくり交付金事業のうち、天童民芸館の土地と建物の購入費、北久野本地区に整備する防災公園用地をJAてんどうから買い取る土地購入費、舞鶴山の民有地購入費、わくわくランドへの観光交流センター整備などおよそ3億円が削除されています。
<3会派による議案修正案の提出理由>
- 芳賀土地区画整理事業の負担金6,000万円の削除について
- 事業主体が土地区画整理組合であり、仮換地指定や土地利用計画などが示されていないのに加え、保留地処分も進まないうちに市が起債をしてまで負担するものではない。
- 防災公園整備などの3億円の削除について
- まちづくり交付金事業は全体的なビジョンが示されない中で、土地・建物などの購入ありきの計画であり、市民の理解を得られない。
土地区画整理事業の施行地区内に都市計画道路がある場合、整備に必要な費用に相当する額(用地買収方式事業費)を補助する国の制度があります。芳賀土地区画整理事業では、乱川から南小畑まで南北に伸びる「天童山形空港線」、山形県総合運動公園の南側から西に伸びてくる「長岡北芳賀線」など、合計4つの都市計画道路があります。今回の負担金6,000万円は、それらの道路が早期に供用開始されるように国そして山形県とともに行われるものです。
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- ■天童のニュース:芳賀土地区画整理事業
- http://www.ikechang.com/news/haga.html
- ■天童市議会、引き続き「政和会」が最大会派に (2007.10.03)
- http://www.ikechang.com/news/2007/news0710j1.html#071003
天童市が上程している2008年度一般会計予算案に対して、天童市議会の賛否が二分しています。国のまちづくり交付金事業として「いちばん星の里」整備事業と天童北部防災まちづくり事業を盛り込まれていますが、いずれも民間から土地や建物を購入するため、その必要性が焦点になっています。
「いちばん星の里」整備事業は、天童市出身で日本初のレコード歌手・佐藤千夜子(さとうちやこ)の生家である天童民芸館の土地と建物、千夜子の関連資料を購入するもので、資料収集費およそ1,700万円を含めた5,400万円が計上されています。天童民芸館の買取については、遠藤登(えんどうのぼる)天童市長が約8年前にも打診したものの市議会からの反対を受けて断念し、その後、天童市内のホテル経営者に売却された経緯があります。
天童北部防災まちづくり事業は、北久野本地区にあるJAてんどう久野本本支店の跡地およそ3,800平方メートルを購入、近くにある旧ひかり保育園の跡地およそ3,500平方メートルと合わせて防災公園を整備し、住宅密集地での防災力を高める狙いがあります。2007年度当初予算で跡地の一部およそ1,100平方メートルの購入費5,000万円を計上しましたが、予算を執行せず、今回の3月定例会で減額補正予算案が可決されたばかりという経緯があります。2008年度当初予算では、購入する土地の面積が大きくなったことに対しての疑問や意見が出されています。
<予算特別委員会での主な発言>
- 「いちばん星の里」整備事業に対する意見
- ・もともとの場所から移築した生家の建物や、急傾斜地にある土地を購入する必要性があるのか。
・市民の盛り上がりも乏しく、長期的、全体的な計画が見えない中で、購入ありきの計画でないか。
- 天童北部防災まちづくり事業に対する意見
- ・もっと計画を煮詰めてから土地を買っても遅くない。
・去年の計画と予算をチャラにして、すぐ別の案を出すのは議会軽視。
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- ■天童のニュース:都市計画
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3月20日にホーム開幕戦を迎えるモンテディオ山形が、山形市や天童市などの村山地区で選手自ら応援を呼びかけるPR活動を行いました。天童市役所にはリチェーリ(FW)、清水健太(GK)、石川竜也(DF)の3選手、天童駅前の商店街には豊田陽平(FW)、佐藤健太郎(MF)、園田拓也(DF)、石井秀典(DF)、坂井将吾(FW)、高橋駿太(FW)、山田拓巳(MF)、鈴木雄太(GK)、太田徹郎(MF)、内藤友康(GK)の10選手が訪れ、ポスターやリーフレットを配りました。
テレビのニュース映像によると、山形市の七日町を訪れた渡辺匠(MF)、本橋卓巳(MF)、レオナルド(DF)の3選手はアウェイ仕様の黄色いユニフォームを着てPR活動をしていましたが、天童市役所を訪れた3選手はビシっ!とスーツを着用して「よろしくお願いします!」と、市民1人ずつに声をかけていました。期待の外国人選手「リチェーリ」、リーグ戦フル出場の守護神「シミケン」、フリーキックといえばこの人「タツ」というこの3選手が天童市役所を訪問したあたり、モンテディオ山形を運営している山形県スポーツ振興21世紀協会の意気込みが感じられると思うのはわたしだけでしょうか?
観客動員数のアップを今年の目標に掲げている協会では、ホーム開幕戦で8,000人の観客動員を目指しています。相手は今シーズンからJ2リーグに参戦するFC岐阜。3月20日(祝)午後1時のキックオフに合わせて、みなさんNDソフトスタジアム山形(山形県総合運動公園)に出かけましょう!
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- ■天童のニュース:モンテディオ山形
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2002年2月から閉店したままの長崎屋天童店が、解体され、建売住宅と商業施設用地として再活用されることになりました。旧長崎屋天童店は不動産賃貸業の千恵企画(せんけいきかく)が所有しており、閉店後も活用方法が模索されていましたが、2006年10月18日に山形地方裁判所で破産申立が受理され、その後は破産管財人の管理下におかれていました。
そして今回、建物と土地を山形市の小野建設(資本金3,200万円)が取得しました。およそ6,500平方メートルの土地のうち、小野建設は2008年8月末までに建物を解体し、用地の南側半分を10数区画の建売住宅として、北側半分を商業施設用地として開発し、マンションやコンビニエンスストアなどの利用なども検討しているそうです。小野和行常務は「近隣には天童温泉や病院もあり、それらと住宅をリンクさせた福祉のまちとしての提案も考えていきたい」とコメントしています。
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- ■天童のニュース:商工業
- http://www.ikechang.com/news/news150.htm
- ■長崎屋天童店、22年間の歴史に幕を閉じる (2002.02.12)
- http://www.ikechang.com/news/2002/ne0202j3.htm#020212
山形空港を抱える東根市議会では、3月10日に総括質疑が行われました。山形東京便の複数便化について質問された土田正剛(つちだ・せいごう)東根市長は、「山形空港利用拡大推進協議会は搭乗客や旅行業者に対して助成しており、旅行業者への助成が2007年度の搭乗率アップにつながった。今後、協議会がどうサービス拡大に取り組むかが課題で、2010年の羽田空港拡張までに東京便を絶やさないことが大切だ。JALが導入を計画しているブラジル製の小型機を飛ばせば、複数便化は可能だと考えている」と答弁しました。
山形東京便の2007年期の搭乗率は、JALによる復活運行が始まってから過去最高の62,983人(前年比33.1%アップ)を記録しました。このままの勢いを維持できれば、複数便化も夢物語ではなくなります。今年はNHKの時代劇で米沢市が取り上げられますので、観光客の目が山形に向かうのは間違いありません。このチャンスを逃さないよう、協議会には今後も利用拡大策を続けてい欲しいと思います。
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- ■天童のニュース:山形−東京便廃止問題
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