天童市を拠点に活動を続けているアマチュアのビッグバンド「ビッグ・スウィング・フェイス」が、第31回リサイタルを市民文化会館で開催しました。「ビッグ・スウィング・フェイス」は1972年(昭和47年)に結成され、現在は天童、東根、村山の愛好家およそ20名で活動しています。今回のリサイタルでは、花笠音頭をジャズ風にアレンジした「ハナガサ・デ・フィエスタ」や「ヤマデラ」などのオリジナル曲を含めた約20曲が演奏され、およそ1,000人の観客がその演奏に酔いしれました。また、天童市出身のサックス奏者・川崎敦士さんも特別ゲストとして登場しました。
(山形新聞2009年12月18日より)
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和歌山県の特産品・温州ミカンの生産方法などを紹介する出前講座が、天童市立天童中部小学校で12月11日に行われました。出前講座は山形県青果物生産出荷安定基金協会の主催で6年前から行われていて、和歌山県農協連合会生産対策課長代理の矢口忠さんと和歌山県果実生産出荷安定基金協会専務理事の藤原秀宣さんが訪問しました。
おなじく行われた山形市立高瀬小学校では、5年生およそ30人が授業を受けました。「先生」役の矢口さんと藤原さんは、和歌山県が年間17万トンのミカンを生産していることや、山の斜面を利用してミカンを栽培質得ることを紹介しました。そして、おいしいミカンの見分け方について「へたの切り口が小さく、色の濃いものを選ぶといい」とアドバイスしました。
今回の出前講座とおなじように、12月3日には山形県の関係者が和歌山県内の小学校2校を訪れ、ラ・フランスの味覚や生産方法などを紹介しています。
(山形新聞2009年12月12日より)
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天童市鍬ノ町・わくらくランドにある「ARSBEL天童オルゴール博物館」が、期間限定でクラゲの展示を始めました。「〜クラゲとオルゴール“クリスマス共演”〜」と題したこのイベントは、天童オルゴール博物館の菅野昭義館長がクラゲの展示で有名な鶴岡市立加茂水族館に訪れたのがきっかけで、加茂水族館の村上龍男(むらかみ・たつお)館長に相談して実現した企画です。
10月初旬にオルゴール博物館でのクラゲ展示は可能かどうか相談したところ
- クラゲには生きた餌を与えなければならない
- 海水の交換が必要で長期間の展示は難しい
とのことでしたが「短期間のイベント用なら貸し出しできる」と回答があり、12月11日(金)から12月20日(日)の期間限定で展示をすることができるようになりました。
貸し出された30匹のミズクラゲは円形の水槽に入れられ、オルゴールの展示室中央に設置されました。水槽は特製のライトで照らし出され、赤、黄、紫、青、オレンジへ次々と色が変わっていきます。訪れた人たちからは「癒される」「心地よい」と好評を得ていました。
(山形新聞、河北新報2009年12月12日より)
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市販純米酒の品評会「純米酒大賞2009」の審査会が11月21日に行われ、天童市の出羽桜酒造が販売している「出羽桜純米吟醸雄町(おまち)」が最優秀賞にあたる純米酒大賞に選ばれました。
この「純米酒大賞2009」は、純米酒の品質向上や国内での消費拡大を目指し純米酒大賞制定委員会が開催したもので、日本酒と料理をテーマにした作品が多い漫画家の高瀬斉(たかせ・ひとし)さんが会長を務めています。精米歩合ごとに5つの部門が設けられ、全国の84蔵元から137点のお酒が出品されました。審査会は、高瀬会長をはじめ日本酒コンサルタントや愛好家など識者5名で行われ、まず、それぞれの部門からグランプリ酒を選びました。そして、それらを飲み比べた結果、出羽桜酒造の「雄町」を純米酒大賞に選びました。
「出羽桜純米吟醸雄町(おまち)」は、酒造好適米「雄町」をじっくりと熟成させて芳醇でまろやかな味わいが特徴の季節限定商品です。審査会では「キレがあって味のバランスもいい。酒米のうま味がたっぷり感じられる酒」と好評を博し、精米歩合50%の部でグランプリに選ばれました。出羽桜酒造では、精米歩合40%の部門に「出羽桜酒造大吟醸一路(いちろ)」も出品していて、こちらは優秀賞に選ばれました。
これからの忘年会シーズン、幹事さんの計らいでこの「雄町」がみなさんの目の前に並ぶこともあるかもしれませんね。お値段は1.8リットル入りが3,500円、720ミリリットル入りが1,750円で、どちらも化粧箱付きです。
- 出羽桜酒造のコメント(山形新聞)
- 1回目の品評会で対象に選ばれるとは。名誉なことでうれしい。酒造りに対して高い評価をいただいたと思っている。今後も高品質の酒を広く提供していきたい。
- 出羽桜酒造・仲野賢(さかし)営業部長のコメント(毎日新聞)
- 味と香りのバランスが取れた酒。地道な酒造りが評価されうれしい。
(山形新聞、毎日新聞2009年12月09日より)
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