5月19日に行われた天童市議会の総務教育常任委員会で、芳賀土地区画整理事業区域の小中学校区について答申の結果が報告されました。学区については、2009年(平成21年)10月に天童市教育振興協議会が設置され、検討を重ねた結果、2010年(平成22年)3月の答申に至っています。
<天童市教育振興協議会の答申内容(芳賀地区の学区について)>
- 小学校の学区は都市計画道路「松城芳賀線」で区分けし、北地区を天童南部小学校区、南地区を高擶小学校区とする。
- 中学校の学区は、小学校の児童が揃って一緒に同じ中学校に進学できることが望ましいため、都市計画道路「松城芳賀線」の北地区の南部小学校区は第一中学校区、南地区の高擶小学校区は第三中学校区とする。
- 一部、学区の現状と合わない地域があるが、丁寧な説明と配慮を行うことや、天童南部小学校の施設、設備面で改築が必要である。
(日本共産党天童市委員会「天童民報」No.554 2010年6月3日号より)
松城芳賀線は、パナソニックの工場から下ってきてガソリンスタンド(遠藤商事)と「すき家」がある交差点を西に進む道路です。天童南部土地区画整理事業で整備された南町と東芳賀を区分けしている道路で、この道路を境にして北側は天童南部小学校、南側は長岡小学校の学区になっています。今回の芳賀地区の学区は、これに習った「分かりやすい」区分けにしたようです。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:芳賀土地区画整理事業
- http://www.ikechang.com/news/haga.html
- ■天童市:芳賀土地区画整理事業(外部サイト)
- http://www.city.tendo.yamagata.jp/municipal/shesaku/haga.html
バレーボール・V・プレミアリーグ女子のパイオニアレッドウィングスは、6月3日、宮下直樹(みやした・なおき)新監督の記者会見を行いました。地元紙はもちろん、各テレビ局のニュースでも取り上げられ、注目度の高さがうかがえます。
<宮下直樹新監督のコメント(公式サイト)>
- レッドウィングスを外から見たときの印象について
- 2008年に武富士でコーチをしていたときの印象は、ベテランの多い大型チームで魅力的なチームというのが印象。
- 指導方針について
- コミュニケーションをとって、選手自身が自分自身に与えられた役割が難なのかを認識できるようにして指導したい。また、若い選手もたくさんいるので、若い選手の実力がベテラン勢に追いつくように指導していきたい。そして、チーム層のあついチームを作り、一人が欠けても戦力が落ちないようにしたい。
- チーム作りについて
- 昨年は、競っている戦いが多かったが、結果的に落としているセットが多かった。あと1点、2点が取れるように、攻撃力を高めたい。そのためにはブロックの強化も必要。
- 地域貢献活動について
- リーグ前の期間でバレーボール教室等を積極的に行い、東北のチームの代表として地域社会に貢献できるようにしていきたい。
<宮下直樹新監督のコメント(NHK山形)>
- 東北地区ならびに山形県を代表とするスポーツ団体でありますし、数多くの日本を代表する選手がこちらにいるというチームですので、そちらのチームでの監督ができるといういことを大変誇りに思っております。
- 若手、大きい選手がおりますので、その選手の実力をあげて、やはりベテラン勢といういうのはある程度実力というかその部分はしっかりしてますから、そのへんの技術に追いつくように、それで層の厚い、要するに1人抜けても戦力ダウンしない、そういうようなチームづくりをしていきたい。
- ホップ・ステップ・ジャンプですから、3年後にはトップ4に入れるように意識して(チームを)つくっていきたいと思ってます。
- 非常に接戦をしてて負けてるというのが何試合かありますよね。わたしはそういう部分ではあと何点か取れる部分、をしっかり得点できるようなチームづくりを今年はできればと思っております。
<宮下直樹新監督のコメント(山形新聞)>
- 強いチームづくりが目標。若手の育成に力を入れ、3年後には4強に入れるよう意識してやっていきたい。
- 日本代表がおり、東北地区と山形県を代表するチームで監督ができることを誇りに思っている。複数年契約をしているので、将来的に良いチームをつくりたい。地域社会にも貢献していきたい。
- パイオニアの印象は?
- 一昨年、武富士バンブーのコーチを務めていたときに対戦した。ベテランが多く、大型で魅力的だと感じていた。
- 昨季はレギュラーラウンド3勝25敗だった。
- 接戦で負けた試合がいくつかある。外国人選手がいない中、内容的にある程度、戦えたのではないか。データしか見ていないが、攻撃力が課題。サーブレシーブは高い確率で返っており、点を取れるときにしっかり取れるようにしたい。
- 外国人選手の補強については?
- まだ選手1人1人の技量を把握していない。現状でも勝ち抜けるかどうか。必要があれば、会社に説明して補強する方向でいきたい。
- どのようなチームを目指すのか?
- 選手層が厚く、1人抜けても戦力ダウンしないチーム。まずは若手の育成。どれだけベテラン勢のレベルまで引き上げられるか。コミュニケーションを取りながら、共通認識を持ってやっていきたい。数年かけてチームをつくり、3年後には4強に入れるようにしたい。
<宮下直樹新監督のコメント(山形テレビ)>
- 昨シーズン、リーグで最下位に沈んだチームについて
- フルセットで落とした試合が多く、選手層が厚かったならばモノにした試合も多かったと思う。若手育成に全力を尽くしていきたい。
- 外国人選手の補強について
- チームに必要と感じればフロントに要請するが、必要ないと感じれば純国産のチームづくりを目指したい。
<宮下直樹新監督のコメント(テレビユー山形)>
- 若手育成について
- 若手の形をどこまで引き上げられるか。1年間でどのくらいまでいくのか。ですから、ホップ、ステップ、ジャンプという形の1年間、今年は「ホップ」の形ではないかと考えています。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:パイオニアレッドウィングス
- http://www.ikechang.com/news/pioneer.html
- ■パイオニア:新監督就任記者会見を行いました(外部サイト)
- http://pioneer.jp/topec/sports/v_topics/20100603.html
夏休み最初のモンテディオ山形のホームゲーム「モンテディオ山形 対 川崎フロンターレ」が、「天童市民応援デー」に設定されています。天童市内に在住もしくは天童市内に勤務している方は、バックスタンド席(一般)を半額の1,500円で購入することが出来ます。山形県内の小・中・高校生には、前売券が完売しない場合に限り、当日スタジアムで無料整理券が配布されます。
しかし、夏休みシーズンに入るということと、日本代表MFの中村憲剛(なかむら・けんご)や北朝鮮代表FWの鄭大世(ちょん・てせ)選手などスター選手をお目当てに、県外からもたくさんのファンが訪れることが予想されます。確実に試合を観戦するためには、あらかじめ子どもの分のチケットも購入することを「強く」オススメします。バックスタンドであれば、子どものチケットは500円。無料をアテにして「大人のチケットは用意したけど、肝心の子どものチケットが手に入らなかった!」なんてことにならないように、お気をつけ下さい。
- 対戦カード
- サッカーJ1第15節「モンテディオ山形 対 川崎フロンターレ」
- 試合日時
- 2010年7月28日(水)午後7時キックオフ
- 試合会場
- NDソフトスタジアム山形(山形県総合運動公園 内)
- 料金
- バックスタンド席(一般)1,500円 (←通常3,000円)
(購入の際には、市内在住・市内勤務がわかる身分証明書などが必要です)
- 当日販売場所
- NDソフトスタジアム山形 総合案内所そば
(特設駐車場からスタジアムに入ってくると正面にブースがあります)
- 事前販売期間
- 2010年6月10日(木)から7月27日(火)まで
2010年6月10日(木)から7月23日(金)まで(←延長されました)
- 事前販売窓口
- 天童市文化スポーツ課(天童市役所2階)
天童商工会議所(天童市立図書館 西となり)
天童市スポーツセンター
- 問合せ
- 天童市文化スポーツ課 内
「ホームタウンTENDO推進協議会事務局」(TEL 023-654-1111)
(「市報てんどう」2010年6月1日号より)
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:モンテディオ山形
- http://www.ikechang.com/news/montedio.html
- ■天童のニュース:ホームタウンTENDO
- http://www.ikechang.com/news/hometown.html
天童市観光果樹園連絡協議会の統一開園式が、天童市小原の天童フルーツランドで6月1日に行われました。森谷仙一郎(もりや・せんいちろう)会長が「どの園地も大豊作の予想。収穫時期がずれ込んでいることもあり、遅い時期にも収穫体験できることをPRしていこう」とあいさつしたあと、山本信治(やまもと・しんじ)天童市長など関係やがテープカットを行いました。
今年は寒さの影響があって、全般的に生育が遅れています。初日にもぎとりができるのは加温ハウスの1つだけで、全部の施設でもぎとりができるようになるのは6月10日過ぎになる見込みです。主力品種の「佐藤錦(サトウニシキ)」は6月25日前後がピークになる予想ですが、ほかの品種を含めると、7月中旬までもぎ取りが楽しめるそうです。
(山形新聞2010年6月2日など)
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:サクランボ
- http://www.ikechang.com/news/cherry.html
- ■天童市の観光果樹園
- http://www.ikechang.com/fruits0.htm
「平成22年産さくらんぼ作柄調査」が、天童市8園地を含む山形県内主要産地の12ブロック・48園地で行われ、その結果が5月31日に発表されました。これは、山形県や東北農政局山形農政事務所、JA全農山形などで組織される「山形県さくらんぼ作柄調査委員会」が毎年行っているもので、主力品種「佐藤錦(サトウニシキ)」と「紅秀峰(べにしゅうほう)」の果実のなり具合を調べるものです。
今年のさくらんぼは、花束状短果枝あたりの着果数が平均値(過去10年間のうち最低・最高値を除く8年間)の「1.7」よりも多い「2.1」であることから、5段階評価で最高ランクの「多い」(平年比115%以上)と判定されました。収量の平均値が1万3,100トンということから今年の収量は1万5,000トンを超える見込みで、3年間続いた不作から、今年は4年ぶりの豊作になる予想です。また、双子果が少なく、作柄に影響するような病害虫の発生もないことから、量だけでなく質の面でも今年のさくらんぼは大変期待されます。
今年4年ぶりの豊作が予想される結果となった要因として
- 開花は遅れたが、開花期の天候に恵まれた
- 毛ばたきによる人工授粉等が励行された
などが挙げられています。
また、収穫のピークは低温の影響のために遅れ気味で、
- 佐藤錦(サトウニシキ):6月28日ごろ(前年比6日ほど遅れ)
- 紅秀峰(ベニシュウホウ):7月8日ごろ(前年比9日ほど遅れ)
と見込まれています。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:サクランボ
- http://www.ikechang.com/news/cherry.html
- ■やまがたアグリネット:さくらんぼ作柄調査結果(H22.5.31発表)
- http://agrin.jp/page/18338/