サッカーJ1のモンテディオ山形は東京都調布市の味の素スタジアムへ乗り込み、15位のFC東京とJ1リーグ第29節を戦いました。
1.味の素スタジアムへ
午前4時ころ天童を出発し、いざ「味の素スタジアム」へ。今回は山形北IC〜東北自動車道〜川口JCT〜首都高速道路〜西新宿JCT〜中央自動車道路〜調布ICのルートで向かいましたが、川口JCTから外環道で西に向かい、大泉ICから一般道で向かえば、首都高速道路を利用しないのでその分だけ料金が安くなります。
スタジアム周辺にはほとんど駐車場がありません。ダメもとで向かってみましたが、やっぱりダメでした(^_^;;;) 当初の予定では午前9時ごろ到着するようもう少し早めに出発することも考えましたが、午後3時30分の入場までの過ごし方に不安があったため、お昼前に着くように変更しました。
あらかじめチェックしておいた駐車場を何ヶ所か回ってみましたが、どこもすでに満車だったため、昨年とおなじように2駅先の多磨霊園駅に向かい車を停めました。味の素スタジアムそばの飛田給駅は新宿駅から30分〜40分、スタジアムまではそこから歩いて5分ほどしかかかりません。味の素スタジアムへは、電車で行くのがオススメです。
スタ前は東京オリンピックのマラソンの折り返し地点 |
飛田給駅の構内にはFC東京と東京ヴェルディの旗 |
飛田給駅の階段を下りると、すぐに飲食店 |
駅前のマクドナルドも賑わいます |
スタジアム前の交差点にあるネッツトヨタ |
向かい側にある共進倉庫本社 |
昨年と違い今年は平山相太選手の看板に |
スタジアムへは歩道橋からそのままアクセス |
2.炎のカリーパン&いも煮が参戦!
行列はいも煮とカリーパンに分かれてできてました |
今回の試合には、NDスタ名物「炎のカリーパン」と山形のソウルフード「いも煮」が参戦しました。午後0時30分から販売スタートですが、売り切れる恐れが非常に大きいため、荷物を置いたあとスタジアム北側のフードコートに向かいました。午後0時頃に着きましたが、すでに長い行列が…。さすが「蝗(イナゴ)」に例えられたりする東京サポーターだけあります(笑) |
いも煮のPRは、ジュビロ磐田戦に続いて山形市商工観光部山形まるごと推進課が「山形いも煮全国展開事業」として行いました。これは、山形市内で生産される特産品や農産品、観光地や歴史・文化などを、全国の方々からもっと知ってもらい、もっと買って・食べてもらい、もっと山形市へ来てもらうために、“もっと×もっと山形市お宝活用大作戦”と称して企画された事業です。 |
いも煮は直径2メートルの鍋でつくります |
東京サポだけでなく山形サポも並んで食べました |
天童市(ホームタウンTENDO推進協議会)では川崎フロンターレや大宮アルディージャとの対戦で昨年、今年と天童市観光物産展を開催していますが、これを見て「天童市に負けていられない!」と山形市も参戦したのかな?と思ってしまいました(^_^;) いずれにしても、モンテディオ山形を通して山形をアピールすることができるのは、大変素晴らしいことです。 |
いも煮は1杯300円で振舞われました |
テント軒先にはFC東京、山形両チームへのメッセージ |
「つや姫」やリンゴなど農産物も販売 |
山形市のイメージキャラクター投票も行われました |
賑わう様子をNHK山形?が取材していました |
FC東京のキャラ「ドロンパ」のエアトランポリンも |
この日ハッピを着てイベントを手伝っていた(というよりも主催していた)のは「GLYプロジェクト」(GIRL LOVEs Yamagata)のみなさんで、その活動の様子が2010年11月30日のNHK山形「ニュースアイ」で紹介されました。関東在住19名、山形在住5名の山形を愛する女の子たちが「山形と、人のココロを活性化」するために活動しています。
- (参考)GLY Project[外部サイト]
- http://gly-project.jimdo.com/
3.炎のカリーパン「対戦相手を喰っちゃおー!」(東京編)
「炎のカリーパン」は「山形いも煮」以上に大人気で、午後2時を過ぎても行列が途切れませんでした。一緒に並んでいた東京サポーター(女性)も
- 「東京の試合でこんなに長い行列ができたことはないですよ」
- 「天童には行ったことがないんですけど、周りの人たちから『絶対全種類買ったほうがいい』って言われて。なんとかJ1に残って、来年は天童に行きたいです!勝ち点1でいいのでぜひ恵んでください…」
くじら餅のプレゼントも行なわれました |
ホームの試合でもここ最近行われている「くじら餅」のプレゼントも行われました。長い行列の途中で手にとってパクリ!と口にすると、みなさん口々に「おいしい〜」と大変好評でした。 くじら餅は鯨(クジラ)の肉が入っているのではなく胡桃(クルミ)が入った餅で、味噌や醤油などで味付けされている長方形のお餅です。 |
炎のカリーパン「対戦相手を喰っちゃおー!」(FC東京 出張編)は、
- 東京X入り(トウキョウエックスというブランド豚肉です)
- 三元豚入り(東京Xに対抗して山形のスポンサー平田牧場の三元豚?)
- いも煮入り(山形名物のいも煮の具が丸ごと入ってました)
- バナナ入り(東京といえば「東京ばなな」ということから?)
- いなご入り(東京サポ=蝗[イナゴ]ということから?)
東京にちなみ「東京X入りカリーパン」 |
山形スポンサーの「三元豚入りカリーパン」 |
山形名物の「いも煮入りカリーパン」 |
東京ばななにちなんで「バナナ入りカリーパン」 |
東京サポの隠語?にちなみ「いなご入りカリーパン」 |
見た目は…ですがカリカリしてておいしいです |
4.スタジアムの様子
スタジアムに足を踏み入れると、昨年初めて訪れたときに「すごい!いいところだなぁ〜。選手もこんなところでプレイできて嬉しいだろうなぁ〜」と感激したことが思い返されました。
ビジターエリアからのピッチの眺め |
掲揚台に掲げられたチームフラッグ |
FC東京のサポはビジターエリアに入れません |
今年は2回目ということもあって、ちょっと探検してみました。味の素スタジアムは、再入場は出来ませんが、ビジターサポーターは比較的自由に動き回ることができます。 興味津々&恐る恐るメインスタンド側に出かけてみたところ、コンコースではいろんなイベントをやってました。 |
選手とドロンパの「世界に一足mi adidasシューズ」展 |
シューズを手にする選手の待ち受け画面もプレゼント |
サッカースクール生による選手の似顔絵展 |
1つ1つに選手のサインとメッセージが入ってました |
ビジョンに映し出されるFC東京のロゴ |
ビジョンに映し出された対戦カード |
スタ内のフラッグは「ゲゲゲの鬼太郎」バージョン |
「スポーツ祭東京2013」の告知看板もありました |
キックオフ10分前を切ったところで選手紹介がスタート |
たくさんのゲーフラ(ゲートフラッグ)が掲げられていました |
スタジアム最前列ではなく、いたるところで大旗を振っていたのが「山形とは違うなぁ〜」と思いました |
5.試合後の様子
試合は後半29分に平山相太(ひらやま・そうた)選手にゴールを奪われてしまいましたが、後半41分に田代有三(たしろ・ゆうぞう)選手のヘディングシュートで同点に追いつき、1対1の引き分けとなりました。
ホーム最終戦を勝利で飾れず残留を確定できなかったFC東京に対して、試合後のセレモニーでは、あいさつを述べる村林裕クラブ社長に激しいブーイングが起きました。前節で残留を確定していたから良いものの、「もしも京都との試合を落としていたら、FC東京とモンテディオ山形の立場が逆だったんだろうなぁ」と思いながら、その様子を見つめていました。
試合後にファン、サポーターにあいさつする村林裕・代表取締役社長 |
セレモニーのあとスタジアムをまわる選手たちには温かい拍手が送られていました |
夜になりライトアップされた味の素スタジアム |
飛田給駅もスタジアムのような概観をしています |
駅となりのビルには「FC TOKYO」の文字が浮かびます |
多くの人が列車で帰りますが、思ったほど混みません |
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:モンテディオ山形(アウェイ戦)
- http://www.ikechang.com/news/montedio-away.html
- ■[2009.03.21] モンテのホームタウン天童市の課題(FC東京戦)【昨年の対戦の様子】
- http://www.ikechang.com/news/2009/news0903j4.html#20090321
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