天童市は、2011年度(平成23年度)当初予算案を市議会に内示しました。一般会計の総額は平成22年度当初予算と比較して5.4%増の200億3,000万円で、過去最大規模の積極型予算編成となりました。山形新聞には目玉事業として5つほど紹介されていましたが、注目するのは「JR新駅基本計画調査」でしょう。
これは、JR奥羽本線をはさんで山形県総合運動公園(NDソフトスタジアム山形)の西側で開発が進められている芳賀土地区画整理事業の区域内に、新しいJR駅を設置できるかどうかの調査をするものです。もしここに新しい駅ができれば、サッカーJ1・モンテディオ山形のホームスタジアムまで「電車を降りて徒歩15分ほど」が実現します。これまでなにかと「アクセスは最悪」「レンタカー借りないと動きが取れない」「無料駐車場が6,000台あるのはいいけど…」といった声が聞かれましたが、これで汚名を返上することができます。
<天童市2011年度(平成23年度)当初予算の目玉事業>
- 産業立地促進資金の貸付事業(11億660万円)
- 荒谷西工業団地への企業立地促進を図る
- 天童最上川温泉「ゆぴあ」のリニューアル事業(3億1,256万円)
- 平成22年度に掘削した新しい源泉を利活用
- 天童古城地区整備事業(2億4,905万円)
- 舞鶴山周辺で親水空間の整備などを図る
- JR新駅基本計画調査(850万円)
- 芳賀土地区画整理事業地内へのJR新駅の可能性について調査
- 「結い農プロジェクト(ゆいのうぷろじぇくと)」(229万円)
- 新規就農者の初期投資の軽減、後継者がいない生産者世帯から新規就農者らへの経営移譲などを進める
(山形新聞、毎日新聞、読売新聞2011年2月16日より)
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:芳賀土地区画整理事業
- http://www.ikechang.com/news/haga.html
- ■[2010.12.06] 天童市議会、芳賀地区への新駅設置で一般質問
- http://www.ikechang.com/news/2010/news20101206.html
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