天童市南部にある長岡小学校の5年生が、地区内の一人暮らしのお年寄りに励ましの手紙を書きました。これは、長岡地域社会福祉協議会が中心となって取り組んでいる行事の1つで、地域内に支え合いの精神を根付かせることで、思いやりのあるまちづくりを進めようと取り組んでいるものです。8年目を迎える今年は、長岡小の5年生67名が、地区内に一人暮らしをしている75歳以上の方々34名に手紙を書きました。
子どもたちは、自分たちが頑張っていることなどを紹介した上で
- 「寒い時期なので身体に気をつけてください」
- 「外出の際は事故に気をつけて」
- 「雪かきも無理せずにしてください」
子どもたちが書いた手紙は、長岡地域社会福祉協議会のメンバーと民生児童委員、福祉推進員、婦人会などおよそ40人が手分けして配達し、手紙とともにバラやシクラメン、カランコエ、サクラソウなどの花のポットを手渡しました。手紙を受け取った東長岡二丁目の島貫昭子さん(78歳)は「毎年楽しみにしており、元気づけられる。生きがいの1つにもなる」と喜んでいました。
(山形新聞2011年2月18日より)
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