山形東京便の吉村美栄子(よしむら・みえこ)山形県知事は、東京都品川区にある日本航空(JAL)本社を訪れ、およそ30分間、大西賢(おおにし・まさる)社長と非公開で面談を行いました。吉村知事は3月27日に行われるダイヤ改正を踏まえ、
- 山形東京便の時間繰上げ
- 午前中に大阪に到着する便の復活
- 運賃値下げなどの営業努力
これに対して、大西社長は「搭乗率の低さや赤字の規模が全国の路線の中で目立っている」とし、JALだけではなく、山形県と日本航空の双方による利用促進策の強化が必要との認識を示したそうです。
吉村知事は「経営再建中の日本航空の赤字路線への目は非常に厳しい。さらなる危機感を持ち、県民を挙げて努力することが必要と再認識した」とコメントし、県職員が出張する際の航空便利用を徹底するとともに、県内企業にいっそうの利用を呼びかけていく考えを示しました。
(山形新聞2011年2月18日より)
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:山形−東京便廃止問題
- http://www.ikechang.com/news/news2.htm
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