震災後のガソリン不足で、天童市内では相変わらずガソリンスタンドへの行列ができています。しかしながら、以前と比べれば、行列の長さも行列が進むスピードもかなり改善してきているように見えます。

　震災直後の3月19日（土）には、開いているガソリンスタンドの周囲を取り囲むように数キロメートルにわたって行列ができていましたが、3月28日（月）には数百メートルまで縮まっています。また、これまでは「1回2,000円分」や「1人20リットルまで」といった制限がありましたが、「満タンOK!」のところが出てきました。市内のガソリンスタンドが一斉オープンする状況までには至っていませんが、日を追うごとに状況が改善しているのが見てとれます。

　ただ、ガソリンの単価は1リットル当たり160円近くまであがっているようです。レギュラーガソリンの全国平均が149円ですので、およそ10円ほど高い値段になっています。暖房に欠かせない灯油も現在は1リットル当たり100円近い値段だそうです。とりあえず「欲しければ入手できる」状況にはなっていますのでパニック状態は落ち着いていきそうですが、財布には厳しい状況が続きそうです。自転車や徒歩で問題ない人は、価格が落ち着くまで現状維持を続けるのがいいかもしれません。

（関連ページ）

■天童のニュース：東日本大震災・地震

http://www.ikechang.com/news/earthquake.html

■ガソリン価格比較gogo.gs：平均価格ランキング（外部サイト）

http://gogo.gs/rank/ave.html

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