JR奥羽本線をはさんで山形県総合運動公園(NDソフトスタジアム山形)の西側で開発が進められている天童市芳賀土地区画整理事業について、日本共産党天童市議団が反対していることが、2011年4月14日づけの天童市日本共産党後援会ニュース「羽ばたき」第44号で改めて紹介されました。「(次号へつづく)」で終わっていましたが、その続きが2011年4月1日づけの「羽ばたき」第45号で紹介されました。
日本共産党天童市議団 団長 伊藤和子
昨年8月、環境福祉常任委員会に「中身も決まっていないが、子育て支援施設用地を1ha確保したい」と話がありました。仮換地でとっておかないと用地が確保できないからといっています。
子育て支援施設の基本構想策定検討委員会設置の新年度予算がつきました。
確かに東根のタントクルセンターのようなものがほしいと市民の声はあるわけですが、わくわくランドに屋外の大型遊具3基を建設中であり、屋内施設と一体化してこそ相乗効果が期待できるものです。3カ年計画にもないもので突然出されてきました。場所や財政の問題、施設のないようなど検討課題はたくさんあります。
平成16、17年度に芳賀新駅に関わる調査委託が行なわれ、18年度に「採算性や新駅への停車時間によるタイムロスなどが課題であり困難」との調査結果が報告されていました。
市長は「仮換地指定まで進捗したので、8月、正式にJR東北支社に要望書を提出した」と昨年の9月議会閉会後に報告しました。議会では1年前に「将来の構想と言っているが、位置づけが曖昧であり、新駅設置費、周辺整備費(広場、駐車場、駐輪場、東西自由通路、公衆トイレなど)、管理運営費等の負担がどうなるのかも明確でなく、白紙に戻すべきである。但し、組合がJRと協議のもと、費用も含め独自にやるのであれば異論は挟めない」と意見をまとめて市長に提出していました。
新年度予算に新駅基本計画調査業務委託料850万円つけました。これまでの調査費と合わせ1,000万円を超す額となります。天童駅から新駅まで2.27kmという地点に駅が必要なのか、無駄遣いになる可能性は否定できません。
低炭素社会構築と言いますが、仕事に電車で通える環境があるわけでもない中で、負担が大きい新駅の必要性については、もっと市民の意見を聞くことが求められています。
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