サッカーJ2第11節ヴェルディ東京×モンテディオ山形が東京・調布市の味の素スタジアムで行われました。4月27日の栃木SC戦で勝利し、首位・湘南ベルマーレと勝ち点差3の第2位に順位を上げたモンテディオ山形。昇格争いのライバルと目されるヴェルディに勝利すれば、1年でのJ1復帰に勢いがつきます。
試合はヴェルディのペースで進みましたが、前半40分にMF秋葉勝(あきば・まさる)選手のシュートで得たコーナーキックをFW萬代宏樹(ばんだい・ひろき)が決めると、後半にはFW中島裕希(なかしま・ゆうき)選手もゴールを決め、0対2で勝ち点3をあげることができました。
今年初のアウェイ参戦でしたが、都合ついたのが前日だったため、自家用車でかけつけました。翌日が平日のためなのか、連休中にも関わらず交通量が非常に少なく、首都高もスムーズに走ることができました。
ただ、気づいた点が1つ。東日本大震災、そして福島第一原子力発電所の爆発事故が起きてから初めて東北自動車道を通りましたが、福島県内を中心に道路に段差やうねりがありました。走っていても車がふわふわと浮くような、ガタガタするような感じです。場所によってはボン!とジャンプするほどで、後ろを走っていた高速バスも大きく跳ねているのがミラーから見えました。本復旧工事は平成23年9月から行われていますが、平成24年12月までかかるようなので、それまでは運転に気をつけましょう。
今回の対戦では、試合の勝ち負けもさることながら、入場者数の少なさが非常に気になりました。以前から話には聞いていましたが、他人の心配をしている余裕はまったくないものの「ヴェルディ、大丈夫なんだろうか?」と思ってしまいました。ここ最近の観客数をまとめてみたところ、「対戦相手がモンテディオ山形だからお客さんが少なかった」ということではないようです。
節(対戦相手) | 期日 | 観客数 | 天気 |
---|---|---|---|
第1節(松本山雅FC) | 3月4日(日) | 12432人 | くもり |
第2節(ヴァンフォーレ甲府) | 3月11日(日) | 7020人 | くもり |
第5節(ザスパ草津) | 3月25日(日) | 3008人 | くもり |
第7節(徳島ヴォルティス) | 4月8日(日) | 3110人 | はれ |
第9節(湘南ベルマーレ) | 4月22日(日) | 6544人 | くもり時々あめ |
第11節(モンテディオ山形) | 4月30日(祝) | 6114人 | くもり |
大手企業の広告収入を期待できないモンテディオ山形の場合、経営を黒字化するためにはチケットをたくさん売る必要があります。モンテディオ山形のホームゲームでは、山形県内の小中高生には無料入場券が配られていますが、個人的には
という考えから子どもたちに無料チケットを配ることには反対ですが、それによって(子ども+保護者)で入場者数が増えているという見方もできるため、お客さんを増やす方法としては正しいのかもしれません。
昨年の天皇杯や今年の状況を見ると、「どんな状況でも来る人が3000人強はいる」ことが分かっています。そこからさらに入場者数を増やすためには、「勝ち続けること」以外でどういう方法が効くのか、いろんなチームの状況を見て研究するのも1つの手だと思います。
サッカーに興味の無い人や、そもそもスポーツに興味が無い人たちにとって、モンテディオ山形に興味を持ってもらうには、魅力を感じてもらうにはどうしたらいいのか、ダイレクトメールや街角アンケートなどで直接聞いてみるのも、案外いいかもしれません。
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