岩瀬地区は国土交通省の補助事業「まちづくり交付金事業」で再整備された地域で、歴史的町並みに調和した街路の整備等が行われました。通りは無電柱化され、とてもキレイな町並みになっています。本来であれば多くの観光客が歩いているのかもしれませんが、この日はあまり目にすることがありませんでした。歩いている人よりも、車で訪れる人のほうが多いのでしょうか?
富山ライトレールの沿線は、国土交通省所管のまちづくり交付金事業「富山港線沿線地区」として平成16年度から平成20年度で整備され、第1回まち交大賞では創意工夫大賞(都市みらい推進機構理事長賞)を受賞しています。
「岩瀬大町新川町通り町並整備推進協議会」が策定したまちづくりの基本方針に基づき、歴史的町並みに調和した街路の整備等が行われました。
道路が黒いアスファルトでないことや、道路側溝の蓋が鋳物でできたものを使っているのも、昔ながらの町並みに合わせようとしたものだと思われます。
大塚屋製菓店の前にあるポケットパークには、北前船のモニュメントが置かれていました。看板にもあるとおり、大塚屋製菓店はどら焼きが有名です。
北陸銀行も昔ながらのたたずまいに施されていて「岩瀬銀行」ののれんが出ていました。銀行の奥は、北前舟廻船問屋 森家です。
大町新川町通り(旧北国街道)では、ところどころに酒樽を使った花のポットが置かれていました。「SUNTORY」のタグも付いています。
大町新川町通りの南のほうにある桝田酒造店。通りから奥のほうに見えるのが工場です。店先には新酒のしるしである「杉玉(酒林)」が飾られています。
北日本新聞も歴史的町並みに調和した建物になっていて、店先にある新聞の自動販売機も茶色に塗られていました。
大町新川町通りの南端にある「喫茶あぷりこっと」。岩瀬浜からずうっと歩いてきたとすれば、休憩するのにちょうどいい場所にあります。
岩瀬浜から大町新川町通りを歩いてくると突き当たりにある「食堂天保」。特産品の白エビを使ったメニューがあります。
道なりに歩いてくると、東岩瀬の駅に出ます。ちょうどポートラムがやってきたところでした。途中いろいろ寄り道しても、1時間もあればゆっくり観光できます。
旧JR東岩瀬駅の駅舎。富山ライトレール開業後は休憩所になっています。
それぞれの駅のホームには、近くのお店や企業などがスポンサーになって地域紹介などの看板を出しています。
駅ホームの施設には、富山ライトレールサポーターのメダル状のメッセージがたくさん付いています。
東岩瀬に到着したポートラム。JR時代の旧駅舎のホーム(写真左)と比べると、現在の車両はかなり低床になっていることが分かります。
ポートラムには赤、オレンジ、黄色、黄緑、緑、青、紫の7色の車両があります。窓も車両の扉も大きく、車椅子でも乗り降りが楽です。
イベント | 桜・自然 | ホテル | FeedBack | 地図 | 歴史 | 観光ガイドTOP |
ニュース | 将棋駒 | 時刻表 | リンク | 掲示板 | 観光施設 | サイト内検索 |