日本女子サッカーリーグ「プレナスなでしこリーグカップ」INAC神戸レオネッサ×浦和レッドダイヤモンズレディースが、天童市のNDソフトスタジアム山形で開催され、サッカー日本女子「なでしこジャパン」のMF澤穂希(さわ・ほまれ)選手やFW川澄奈穂美(かわすみ・なほみ)選手など、代表メンバー7名が所属するINAC神戸レオネッサが3対1で勝利しました。
この試合は、東日本大震災や原発事故の避難者が山形県内に多いことを知ったINAC神戸が、復興支援として企画したものです。INAC神戸の公式戦は、震災後の東北地方では初めての開催でした。しかも、なでしこリーグの試合は山形県内で初開催、オリンピックで銀メダルを獲得した直後ということもあって、スタジアムでは12,230人が試合を観戦しました。この数字は「プレナスなでしこリーグカップ2012」としては過去最高の入場者数で、今年8月18日(土)に東北電力ビッグスワンスタジアムでJ1アルビレックス新潟×サンフレッチェ広島の前座試合として行われたときの記録「9057人」を上回るものでした。
午後6時前には激しい雷雨が発生し、一時的に屋内への避難指示が出されましたが、キックオフまでには雨も雷も落ち着き、予定どおり午後7時から試合が始められました。また、試合前には、山形県サッカー協会や山本信治(やまもと・しんじ)天童市長が、日本代表の選手たちに花束を手渡すセレモニーも行われました。
山形市方面への落雷[撮影:平成24年8月25日(土)午後5時46分]
Twitterで「NDスタ」と検索した結果[撮影:平成24年8月25日(土)午後6時43分]
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