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天童のニュース(平成24年8月28日) (最終更新:2012年8月30日)

2012年8月28日(火) 天童市、災害時の燃料と段ボール確保で協定締結

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 災害が起きた際の市民生活を確保をするため、天童市は天童市燃料組合と山形ダンボールの2者と災害時協定を締結しました。締結式は8月28日に天童市役所で行われ、関係者およそ20名が出席したなかで、山本信治(やまもと・しんじ)天童市長、山口やの・天童市燃料組合組合長、梅澤和郎・山形段ボール社長がそれぞれ協定書にサインし、握手を交わしました。

 協定は、災害時に優先して段ボールや灯油などの燃料を提供してもらうことを定めたもので、段ボールは避難所の床に敷くほか、プライバシーを守るための間仕切りとして使われることを想定しています。今回の2団体を含めて、天童市はこれまで24の団体と災害協定を結びました。

 天童市は2008年(平成20年)に天童市地域防災計画を全面的に改正しました。その後、友好都市である北海道網走市、宮城県多賀城市、茨城県土浦市、群馬県館林市と相互応援協定を締結したり、天童温泉協同組合、天童ビジネスホテル協会とは高齢者などの受け入れや浴場の提供などで災害時協定を締結しています。

 このような関係から、先の東日本大震災では、発生当日の3月11日には消防本部から多賀城市へ先遣隊を派遣し、翌3月12日には給水車での給水活動を始めました。また、土浦市には給水活動用のビニール袋を届けてきました。

<調印式でのあいさつ・コメント>

山本信治・天童市長
  • 東日本大震災発生時は燃料が不足し、市の施設運営にも支障をきたした。その反省を踏まえた協定締結。段ボールも避難所においてプライバシー確保のための仕切りや床敷きなどに活用できる。[山形新聞]
  • 東日本大震災で燃料や物資が不足した教訓を生かし、今回の協定で万が一の災害に備えたい。[NHKニュース]
山口清彦・天童市燃料組合事務局
  • 市の燃料確保に向けたルート確保を最優先に行う。[山形新聞]
梅澤和郎・山形段ボール社長
  • 輸送はもちろん、加工すれば机やいす、トイレなどさまざまな活用ができる[山形新聞]
  • シートで納めますとですね、半分に折りますと、完全にすぐパーテションになるんですよね。折るだけでプライベートが守られるということで、非常に扱いが楽でですね、非常に便利なものだと。[YBCニュース]
  • 一定の形のものをお渡しするとそれしか役に立ちませんが、段ボールはすべてに共有したものができるということでございますので、災害時には非常に便利なものかなと。[NHKニュース]

(2012年8月28日付けNHK山形・YBCニュース、2012年8月28日付け山形新聞など)
(関連ページ)
■天童のニュース:東日本大震災・地震
http://www.ikechang.com/news/earthquake.html
■天童のニュース:災害
http://www.ikechang.com/news/disaster.html
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