天童市が構成メンバーの1つになっている東根市外二市一町共立衛生処理組合(クリーンピア共立)が、10月16日から、宮城県多賀城市の災害廃棄物の正式受け入れを開始しました。
天童市と宮城県多賀城市は平成18年(2006年)に文化振興等相互交流協定を結んでいて、東日本大震災が発生した際には、すぐさま救援にかけつけました。現在も、天童市役所から多賀城市役所へ職員が災害派遣されています。多賀城市長は、平成24年に行われた天童桜まつり「人間将棋」の開会式で天童市民の心遣いに感謝するとともに、万が一、天童市が災害に見舞われた際にはすぐに駆けつけることを表明しました。
東日本大震災で発生した宮城県多賀城市の災害廃棄物について、東根市と東根市外二市一町共立衛生処理組合は16日、本格受け入れを開始した。
破砕処理後に圧縮梱包した計約8.9トンの廃棄物が、4トントラック3台で東根市の同組合ごみ焼却施設に午後1時すぎに到着。トラックの周りで測った空間放射線量は到着時が毎時0.07〜0.08マイクロシーベルトで、基準値(同0.19マイクロシーベルト)を下回った。廃棄物は組合管内の一般廃棄物と併せて焼却し、灰は河北町の最終処分場に埋め立てる。
東根市と同組合は来年3月31日までの平日、約1000トンを目標に廃棄物を受け入れる。
前の日へ... | 今月の見出しへ... | 次の日へ... |