災害時の段ボール提供について天童市が東北カートンと協定を結んだことが、山形新聞の第2面で紹介されました。天童市役所の1階には、段ボールベッドの実物が展示されています。
天童市は28日、大規模災害が発生した際、段ボール製簡易ベッドや間仕切りなどの緊急物資を調達するため、段ボール製品製造の東北カートン(山形市、岩本英昭社長)と災害時協定を結んだ。
市役所で行われた締結式には山本信治市長、岩本社長ら約10人が出席。協定書を交わした後、山本市長があいさつし、岩本社長が「(段ボール製品の活用は)避難所生活の中で健康被害の回避につながる。自治体の防災対策に少しでも役立ちたい」と述べた。簡易ベッドは1人で約20分、複数なら10分ほどで組み立てられ、収納などにも活用できる。体重100キロの人が飛び跳ねても壊れない耐久性も備える。
天童市は2008年に市地域防災計画を全面改正。宮城県多賀城市などの友好都市と応援協定を結んだほか、天童温泉協同組合、天童ビジネスホテル協会と、高齢者の受け入れや浴場の提供を盛り込んだ災害時協定などを締結している。
天童市役所の1階に段ボールベッドが展示されています。
そばには簡易ベッドの効用が掲示されています。
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