サクランボやモモ、リンゴ、ラ・フランス(洋ナシの一種)など、天童市は県内でも有数の「果樹王国」です。そんな天童市の観光果樹園連絡協議会に加盟する19の果樹園では、6月1日(土)の一斉オープンに向けて、新しいパンフレットを作成しました。
パンフレットのキャッチフレーズは「フルーツ狩りならAKR48から山寺へ」。AKR48は「あまーい」「くだもの」「ルート48」の頭文字を取ったもので、国道48号(=ルート48)沿いにある観光果樹園と、山寺方面へ向かう道路沿いにある観光果樹園の両方をアピールしています。
パンフレット表紙(フルーツ狩りならAKR48から山寺へ) |
天童市、観光PRへキャッチフレーズ AKR48 甘い 果物 国道沿い で楽しんで「AKR48」でフルーツ狩り―。国道48号沿いに多くの観光果樹園が並ぶ天童市は、人気アイドルグループにあやかって今シーズンのキャッチフレーズを「A(あまーい)K(くだもの)R(ルート)48」にした。48歳の人の入園料を無料にする企画もある。 市観光果樹園連絡協議会に加盟する19の果樹園がキャンペーンに参加。このうち国道48号沿いには12の果樹園が集中し、山形市山寺方面に向かう道路沿いには奥の細道フルーツラインとして5つの果樹園が軒を並べる。市はキャンペーン用に各果樹園を紹介するマップ、周辺地域のイベント情報をまとめた割引券付きのパンフレットを1万4千部作成した。 48号は仙台圏から本県を訪れる観光客が多く利用。山寺へのルートとしても交通量が増えている。アイドルグループに加え山寺にもあやかろうとパンフレットでは「AKR48から山寺へ」とうたった。天童市内の道の駅、観光案内所などに設置し、JR仙台駅でも配布する。 期間中の特別企画として7月6、7の両日は48歳の人を入園無料(各園先着10人)にする。観光果樹園は6月1日に統一開園式を行い、サクランボのシーズン後はモモ、プラム、ブドウ、リンゴなどのフルーツ狩りが11月まで楽しめる。問い合わせは市観光物産協会023(653)1680、市商工観光課023(654)1111。 (山形新聞2013年5月30日より)
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