サッカーJ2・モンテディオ山形のホームスタジアム建設について、天童市の市民グループが天童市へのホームスタジアム存続を求めて集めた市民およそ6割にあたる署名を、スポーツ山形21世紀協会に提出しました。
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モンテディオ山形のホームスタジアムの存続を求めて、天童市の市民グループがチームの運営団体に市民から集めた3万6900人分の署名を提出しました。
モンテディオを運営する県スポーツ振興21世紀協会の事務所を訪れたのは、天童市の市民グループの代表3人で、山形市のモンテディオの本拠地誘致の動きに対抗するため、4月から集めてきたスタジアムの存続を求める天童市民の署名3万6911人分を高橋節(たかはし・たかし)理事長に手渡しました。
このあと報道陣のインタビューに答えた高橋理事長は、次のように述べました。
まだ内容を1つ1つ見てるわけじゃないですけれども、みなさんどういう思いでね、こういう、サッカーの試合がないときでも多くの市民、県民のみなさんが募ってですね、ご利用いただけるようなものと、いう風になれば、ある程度多額な投資であったとしても、県民、市民の理解を得られたものにつながっていくんではないかと、という風に思う訳です。(談:高橋節 理事長)
高橋理事長はこのように述べ、スタジアムの場所については行政や商店街などとも合意形成を進めなければならないなどと述べるにとどまりました。
よそのサッカーチームとは違って法人方式でありますので、われわれとしましても、いまの雰囲気をモンテディオの応援する県民の雰囲気を壊さないような中でスタジアムがつくれれば大変うれしいことだなという風に思っとります。(談:水戸部光昭 市民グループ代表)
モンテディオの本拠地を巡っては、山形市でも商店街の店主らがJR山形駅の西口への誘致を求め、署名活動を行っています。
モンテディオ山形の本拠地誘致問題で、存続を求める天童市民がスポーツ山形21に3万6000人分を超える署名を提出しました。
これが、天童市の熱い熱い存続のための思いでありますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。(談:スタジアムの天童市存続を願う会 水戸部光昭さん)
署名を提出したのは「スタジアムの天童市存続を願う会」のメンバー3人で、署名は市内13の公民館と商工会などが中心となり、今年4月中旬から5月下旬までに回覧板方式で集めました。集まったのは3万6911人分の署名で、きょう、スポーツ山形21の高橋節(たかはし・たかし)理事長に手渡されました。
この問題を巡っては、今年2月、山形市の市川市長が議会で、モンテディオの本拠地誘致を視野に県などと新スアジアムを建設したいと表明。天童市の山本市長らは、ホームの存続を要望しています。
ここで一緒になってやらなければということで、その結果が市民からものすごい支持を受けてですね、ほんとにわたしはうれしく思っておりますし、ありがたいなと感じております。(談:スタジアムの天童市存続を願う会 熊沢義也さん)
できれば、やはり今の日程間隔から言えば、年内にも、基本設計とかそういう意味じゃなくてですよ、基本的な考え方、どういうものが求められるのか、っていうことは当然出していければな、と思っています。(談:高橋節 理事長)
3万6000人を超える署名を集めた天童市、一方の山形市なんですけども、商店街の関係者ら署名活動を行っていて、ある程度の数字がまとまり次第、スポーツ山形21に提出したいとしてます。
山形市、天童市の綱引き状態が続いていますが、8月頃には共同パートナーとの新会社が設立され、スタジアムの運営なども行っていく方針とのことなので、具体的な策というのを出していく必要がありそうです。
モンテディオ山形のホーム存続を求め、きょう天童市の市民団体が県スポーツ21世紀協会に、天童市民のおよそ6割にあたる3万7000人分の署名を提出しました。
天童市の熱い熱い存続するための思いでありますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。(談:スタジアムの天童市存続を願う会 水戸部光昭 会長)
署名簿を提出したのは、モンテホームスタジアムの天童市存続を願う会の代表など3人です。署名は、山形市がモンテディオ山形のホーム誘致を表明したことに危機感を持ち、公民館が中心となり、今年4月中旬からおよそ1ヶ月間で行われたもので、天童市民のおよそ6割にあたる3万6911人分が集まりました。署名を受けた県スポーツ21世紀協会の高橋節理事長は、年内にも新スタジアムに含む要素などについて構想を示すとしましたが、建設地については、自治体などと相談しながら考えたいとしました。
やはりいまの日程間隔から言えば、年内にもアウトラインと言いますかね、それは基本設計とかそういう意味じゃなくてですよ、基本的な考え方、どういうものが求められるのかということは当然出していければな、という風に思っています。(談:高橋節 理事長)
モンテディオの応援する県民の雰囲気を壊さないようななかでスタジアムがつくれたら、大変うれしいことだなという風に思っております。(談:モンテホームスタジアムの天童市存続を願う会 水戸部光昭 会長)
モンテディオの本拠地誘致をめぐっては、山形市でもJR山形駅西広場へのスタジアム建設を目指し、署名活動がおこなわれており、21世紀協会の動向が注目されます。
モンテディオ山形のホームスタジアムについて、天童市の市民組織がきょう、スタジアム存続を求めるおよそ3万6000人分の署名を県スポーツ振興21世紀協会に提出しました。
きょうは市民らで組織する「モンテホームスタジアムの天童市存続を願う会」の水戸部光昭代表らが協会を訪れ、市民から集めたおよそ3万6000人分の署名を高橋節(たかはし・たかし)理事長に手渡しました。モンテの本拠地を巡っては、山形市が、県外の入場者数増加につながるとして山形市への新たな建設構想を提案しています。
天童市民の熱い思いを届けたということで、かなりいい感触を持ちました。(談:スタジアムの天童市存続を願う会 水戸部光昭さん)
高橋理事長は、存続を願う天童市民の思いを重く受け止めているとした上で、スタジアム構想について次のように話ました。
日程間隔から言えば、年内にもアウトラインと言いますかね、基本的な考え方、どういうものが求められるのかということは当然出していければな、という風に思っています。(談:高橋節 理事長)
水戸部代表は、いまのサポーターの雰囲気を壊さないためにも、スタジアムは天童市にあるべきと強く要望しました。
サッカーJ2・モンテディオ山形尾本拠地存続を求め、天童市内で展開していた署名がまとまり、実施組織の「モンテホームスタジアムの天童市存続を願う会」は25日、同市の県スポーツ振興21世紀協会を訪れ、3万6911人分の署名を高橋節理事長に手渡した。
願う会の水戸部光昭・干布、熊沢義也・蔵増、五十嵐安正・長岡の各公民館長が署名簿を提出し「市民の熱い思いが集まった。地域に根差し、愛される現在のチーム形態を維持してほしい」と要望。高橋理事長は「まず経営改善に取り組んでおり、スタジアムは(サッカー以外の)機能面の議論が先になる。広く県民の理解が得られるようオープンに進めたい」と応じた。
署名を受け取った後、高橋理事長は取材に対し「スタジアムの活用法などのアウトラインは年内に示したい。場所については交通の便や経済的な議論が必要になる」と述べた。署名は市内全戸を対象に回覧板方式で集め、同市人口の約6割が賛同した。
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