JR山形駅西口にスタジアム建設を要望している山形市中心商店街まちづくり協議会が、山形市中央公民館にJリーグ理事の傍士銑太(ほうじ・せんた)氏を招いて講演会を開催しました。
SAY(さくらんぼテレビ) / TUY(テレビユー山形) / YBC(山形放送) / 山形新聞 / 河北新報
傍士 銑太(ほうじ せんた) 1955年高知市生まれ。80年日本開発銀行に入行、フランクフルト首席駐在員、岡山事務所長等を歴任後、(財)日本経済研究所 地域未来研究センター長を経て、2013年より(株)コンシスト取締役常務執行役員。Jリーグ理事、日本サッカー協会国際委員、青森県ツーリズムアドバイザー、せんだい大志塾師範、岡山晴れの国大使など。自動車や原付バイクの"ご当地ナンバー”の提唱・推進者。
モンテディオ山形の本拠地誘致活動が展開されている山形市で、昨夜、Jリーグの傍士銑太(ほうじ・せんた)理事が講演し、スタジアムは街中にあるほうが効果的との考えを述べました。
「スタジアムが実はリーグの価値まで決めていくようになっています。ブンデスリーガがなぜすごいかというと、スタジアムです。」
この講演会は、JR山形駅西口にサッカースタジアムの誘致を進めている山形市中心商店街まちづくり協議会が開いたものです。講演で傍士氏は、「賑わいを求めるならスタジアムは街中にある方が効果的」とした上で、「スタジアム=サッカー場という考えは捨てるべき」と指摘しました。
「ひとは2時間試合のためにやってくる。でも、周りに楽しいところがあれば、早くからやってきて、遅くまでいる。で、そのあいだに、人間はものを食べ、ものを買い、そこに当然、経済というものが生まれてくるわけです。」
傍士氏は最後に、スタジアムの議論は場所から始めるのではなく、そこに何を求めるのかをみんなで考えることが重要と締めくくりました。
Jリーグ理事の傍士銑太(ほうじ・せんた)さんが、きのう山形市で「スタジアム建設がもたらす地域振興」と題した講演を行いました。
この講演会は、JR山形駅の西口にサッカースタジアムの建設を提案している、山形市中心商店街まちづくり協議会が開いたものです。講演を行ったJリーグ理事の傍士さんは、スタジアムの建設と地域振興のかかわりに詳しく、ヨーロッパの様々な国を視察した経験から、スタジアムとは街の宝であり、建設するにあたって将来どのようなものを残して生きたいかを議論するのが出発点だとしています。また、スタジアムの建設場所については、立地条件や場所が重要で、街の中心部につくることで複合的に経済波及効果が見込めると述べました。
「ひとは2時間試合のためにやってくる。でも、周りに楽しいところがあれば、早くからやってきて、遅くまでいる。で、そのあいだに、人間はものを食べ、ものを買い、いろんなことしますから、そこに当然、経済というものが生まれてくるわけです。」
協議会では、今後もスタジアム建設の署名活動を続け、秋ごろを目処に県スポーツ振興21世紀協会などに提出したいとしています。
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