天童市の水源となっている村山広域水道の西川町浄水場の写真が、Twitter上に紹介されていました。7月20日付けの山形新聞にも写真が掲載され「濁っている」という表現がされていましたが、わたしには「泥水」のようにしか見えません…。
この「泥水」をキレイにして、無色透明な水道水にするための処理がまったく追いつかない、というのが、今回発生している断水の原因です。
新聞紙上での担当者の方のコメントによると、残念ながら、復旧のメドは立っていないとのこと。飲み水はイザとなればペットボトルで買ってくればいいものの、トイレを使えないというのがかなりキビシイです。「この暑い時期にお風呂に入れない」というのは、こういう状況下では「贅沢」な悩みなのかも?
村山、天童両市を含む村山地域6市6町に水道用水を供給している県企業局村山電気水道事務所(西川町)によると、寒河江川から取り込んだ水の浄水処理は20日も追いつかず、供給量は同日午後8時現在で通常の7割程度にとどまっている。供給態勢の完全復旧の見通しは立っていない。
同事務所によると、濁りの度合いを示す濁度は18日午後1時すぎに過去最悪の2940度を記録、20日午前8時現在で300度に回復したが、昼すぎから再び上がり始め、午後8時現在で335度まで上昇。通常の供給ペースに戻るには100度以下まで回復する必要があるが、担当者は「現段階でいつ濁度が通常の値まで下がるかは見通せない」とし、濁りを取り除く薬剤を投入しながら浄水作業を進めている。
前の日へ... | 今月の見出しへ... | 次の日へ... |