バレーボールV・プレミアリーグ女子のパイオニアレッドウィングスに、富山県立高岡商業高等学校の愛宕諒子(あたご・りょうこ)選手が加入することが明らかになりました。パイオニアレッドウィングスや地元紙での報道はまだされていませんが、愛宕諒子選手の母校で記者会見が行われたようです。
高岡商高女子バレーボール部の愛宕諒子主将(3年)が、Vプレミアリーグのパイオニアレッドウィングス(山形県天童市)に入団することが決まった。11日、同校で会見し、愛宕選手は「東京五輪を目指し、地元の皆さんに応援していただけるよう頑張る」と意気込んだ。
愛宕選手は身長183センチのウイングスパイカーで、最高到達点290センチの高さが持ち味。実業団でプレーした母由紀子さん(46)の影響で小学生から競技を始め、高岡商高では1年からレギュラーで活躍した。
会見には、パイオニアの島津光男部長、伊東与二校長、同校女子バレーボール部の稲積 信一監督が同席。島津部長は「大型選手で、母親から受け継いだ素質もいい」と獲得理由 を説明した。
パイオニアはVプレミアリーグで2003-04シーズンと05-06シーズンで優勝したが、近年は低迷が続いており、愛宕選手には次世代のチームを担う存在としての期待が掛かる。
愛宕選手は「レベルが高い選手とのプレーにワクワクする。どこまで成長できるか楽しみ」と胸を膨らませた。愛宕選手は来年1月にも内定選手としてチームに登録される。
Vプレミアリーグ(女子)の社会人チーム「パイオニアレッドウィングス」(山形県天童市)は11日、高岡商業高校のバレーボール部主将の愛宕諒子選手(18)=流通経済科3年=が来年4月に入団すると発表した。Vリーグへの入団は同校から8年ぶり4人目。
高岡市横田の同校で会見した愛宕選手は「東京五輪出場を目指し、地元から応援してもらえるように頑張りたい」を力強く抱負。「日本代表の木村沙織選手のようにアタックだけでなくレシーブもできる選手になりたい」と笑顔を見せた。
右利きで、身長183センチ。2年時に全国高校選手権大会(春の高校バレー)に出場しベスト16になった。
同席したパイオニアの島津光男部長は「高い身長を速攻プレーに生かしてほしい」と期待を寄せた。同校の稲積信一監督は「主将として部員をよくまとめてくれた」とねぎらった。伊東与二校長も「日本のトップリーグの選手に育ってくれてうれしい」と喜んだ。
複数のチームから入団の誘いがあったといい、愛宕選手は「自分が成長できるチーム」と決断した。
Vプレミアリーグは社会人バレーボールの一部リーグ。パイオニアの2012〜13年で最下位。
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