サクランボの作柄調査が山形県内で一斉に行われました。詳細は結果発表は5月28日に行われますが、今年は昨年よりも着果量が多くなりそうです。
2014年産サクランボの作柄調査が26日、県内主産地で一斉に行われた。平年に比べ、生育が3日程進んでいるといい、県は「開花時期の天候に恵まれたため、着果量は前年並みかそれ以上と期待している。
山形デスティネーションキャンペーンで来県する
人たちを真っ赤なサクランボで迎えたい」としている。作柄や収穫期の見通しなど詳しい調査結果は28日に公表する。
県や農業団体で組織する県さくらんぼ作柄調査委員会のメンバーが村山、置賜の48園地で主力品種の「佐藤錦」と「紅秀峰」を調査。山形市松原の園地では、担当者5人が3本の樹木の着果数(地上からの高さ約1.5メートルと約3メートル)を数え、肥大具合を確認するサンプル用に青い実を摘んだ。
今野周県園芸農業推進課長は「大きくて真っ赤なサクランボになるよう農家の皆さんには着果作業をしっかりしてもらいたい。雨よけテントを張る際の事故にも気を付けてほしい」と話した。
農林水産省によると、13年産の県産サクランボの収穫量は平年(1万3100トン)よりやや多い1万3500トンで、全国シェアは74.6%だった。
[山形新聞]サクランボ着果量前年を上回る期待 県内一斉作柄調査
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