天童市には、織田信長ゆかりの天童織田藩がありました。その歴史を再確認し、観光PRにつなげようと「織田信長公祭」が6月8日(日)に開催されます。
舞鶴山の西側にある建勲神社(たけいさおじんじゃ)は織田信長を祀る神社として、三宝寺(さんぽうじ)は天童織田藩の菩提寺として知られていますが、それぞれで法要や神事などが行われます。
戦国武将・織田信長公と天童市のつながりを再認識し観光資源としてスポットを当てようと、「織田信長公祭」が8日、織田家とゆかりの深い市内の三宝寺と建勲神社で開かれる。
三宝寺は、江戸時代に天童小田藩の菩提(ぼだい)寺となり、信長公をはじめ織田藩主の位はいを安置している。建勲神社は、信長公を祭神に全国で初めて建立された。信長公祭は、本能寺の変が1582(天正10)年の6月2日に起きたとされるのにちなみ、没後430年の2012年から開催。三宝寺での法要は旧織田藩士の集まりの養正会が継続しており、今回から合同での開催となった。
午前9時から、三宝寺の仰徳殿前で433回忌法要を行い、その後、会場を建勲神社に移し、新たに奉納されるさざれ石の除幕式や神事を行う。事務局の市観光物産協会は「信長公の功績をしのぶ契機として、多くの人に参加してほしい」と話す。問い合わせは同協会023(6653)1680。
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