天童市の造り酒屋・出羽桜酒造に、東京農業大学の学生3人が職場研修(インターンシップ)で訪れています。今回は国際バイオビジネス学科の学生で、モンゴル出身の学生も含まれています。
出羽桜酒造(天童市、仲野益美社長)に、モンゴルからの留学生を含む東京農業大の学生3人が職場研修に訪れており、6日は商品を詰める箱の組み立てなどに汗を流した。
3人は同大国際バイオビジネス学科2〜3年の古川有花さん、栄島美紅さん、モンゴル出身のヘルーガ・ダワードルジさん。同社は毎年同大の学生を受け入れ、冬場は醸造学科、夏場は食品関係学科が職場を体験している。研修は4〜8日の日程。仕込みの時期が終わっていることから午前9時から午後4時まで、出荷作業や商品の梱包(こんぽう)、箱作りなどを体験している。3人は食品の開発や流通の分野を目指しており「製造現場に興味があって訪れたが、仕事の内容は予想以上に大変」と口をそろえ、額に汗をにじませていた。
今回は、仲野家と親交のあるポーランドの高校3年生、ガブリエル・ヒョウドウ君も一緒に研修に加わっている。
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