天童市南部の高擶(たかだま)地区に伝わる「高擶聖霊菩提獅子踊」(たかだましょうりょうぼだいししおどり)が、8月23日に河上神社例大祭で披露されました。
高擶の獅子踊りは、延宝年間(1673〜1681)に福井県の永平寺から中山町の土橋集落に伝わったものが、天保12年(1841)に伝承されたものです。一時は途絶えてしまいましたが、平成10年5月に保存会「高擶獅子踊り会」が組織され、現在は会員数29名で活動しています。
この日は、毎週土曜日正午から「さくらんぼテレビ」で放送されている「昼ドキ!TV やまがたチョイす」で生中継され、丹後谷愛(たんごや・めぐみ)アナウンサーが現地からリポートしました。
「高擶聖霊菩提獅子踊」は笛や太鼓に合わせて11の演目が披露されます
中獅子1頭、雄獅子2頭、子獅子2頭、雌獅子2頭、計7頭のシシが演舞します
「かかす」は悪魔に見立てたワラ人形を倒す、厄払いの演目です
ワラ人形を倒す雄獅子。いつ倒すのかは、演者に任せられています。
地元の人たちは、高擶聖霊菩提獅子踊の日が来ると「夏も終わりだなぁ」と感じるそうです
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