天童高原スキー場のスキー場開きが、12月20日に現地で行われました。最近では雪がない中で開催されることもありましたが、今年は12月に入ってからまとまった雪が降り、すでに約1.2メートルの積雪があります。午前10時から行われたスキー場開きは、シーズン中の無事故を祈念する神事やくす玉開披、スキースポーツ少年団によるデモンストレーション滑走が行われました。
引き続き、天童高原ロッジの老朽化に伴って新たに整備されていた天童高原地域交流センターの開所式が行われ、テープカットや内覧会が執り行われました。センターは木造平屋建で、食堂やキッズコーナー、授乳室、会議室、多目的ホールを備えています。既存の天童高原ウォーキングセンターと渡り廊下でつながれ、一度に200人程度を収容することができます。
天童高原に向かう道路は、きれいに除雪されています
最初におよそ150名の参加者全員で安全祈願が行われました
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山本信治・天童市長ら来賓のみなさんでくす玉を割りました
最後に参加者全員で「シーハイル」(スキー万歳)
引き続き、天童高原地域交流センターのテープカットが行われました
内覧会の様子
授乳室にはベッド2台とシート、流し台が備え付けられています
地域交流センターからウォーキングセンターを見ると、渡り廊下でつながっています
ウォーキングセンターのほうから地域交流センターを見るとこんな感じです
クッション遊具や絵本を備え付けたキッズスペース
木材がふんだんに使われ、開放感あふれる高い天井が特徴です
天童高原地域交流センターの外観
写真左手が既存の天童高原ウォーキングセンターです
天童高原からの帰り道では、道路の先に霊峰「月山」を眺めることができます
緩やかな傾斜でファミリー層や初心者に人気がある天童市の天童高原スキー場が20日、オープンした。ゲレンデ脇には、食事や休憩で利用できる地域交流センターが完成し、同時に開業した。
本年度から指定管理者となったNPO天童高原(工藤一夫理事長)が運営に当たり、リニューアルを図っている。ゲレンデには6本のコースに加え、キッズランドが設けられ、そりやチューブスライダー、スノーモービルで引っ張るバナナボートなどが楽しめる。
新設された交流センターは木造平屋約640平方メートル。多目的ホール、レストラン、子供が遊ぶスペース、授乳室などを備え、家族連れに配慮した設計。木材のぬくもりと、吹き抜けによる開放感が特徴。この日は関係者約100人が出席し、スキー場の運営とオープンを祝った。
リフトの運行時間は1月9日までが午前9時〜午後4時、1月10日から3月31日までが午前9時〜午後4時半。
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