2月から村山地域の7市7町で開催される「雛のみち」に向けて、各市町村のゆるキャラが集合してポスターを制作するイベントが行われました。しかし!市のなかで唯一、天童市だけがゆるキャラ不在の参加で、かなり浮いた存在になってました。
その様子は、NHK以外の県内4つの民放ニュースで取り上げられ、天童市民としては非常に恥ずかしいと同時に残念な気持ちになってしまいました。
キャラクター自体は「天童駒八(てんどうこまはち)」という立派なものがすでに認知されていて、数年前から市内のノボリ旗や天童駅でも見かけます。しかし、ゆるキャラの立体化にはきわめて否定なようで、これまで市議会一般質問でも取り上げられているものの、いまだもって具体的な動きに繋がっていません。
ポスターや観光パンフレットをつくるのと同じように、ゆるキャラは必須アイテムの1つだと思います。今回「天童市だけ」ゆるキャラがいないということが県内にPRされてしまったことを逆手にとって、立体化の動きが加速することを期待したいと思います。
男雛へ立候補するゆるキャラたち
天童市からはお面をかぶっての参加…
ゆるキャラだからこそやれることがたくさんあると思います
集合写真の撮影では、参加した方がかわいそうな画に…
村山地域の古典雛などの展示会場44カ所で行われる「やまがた雛のみちキャンペーン」のPRポスターを作成するため、管内のゆるキャラ12体による「雛段」の撮影会が22日、山形市の山形テルサで開かれた。投票や抽選で配役を決定。女雛は村山市のムララが、男雛は河北町の「べにのすけ」が務めた。ポスターは完成次第、観光施設などに掲示される。
ほかの配役は、三人官女がはながたベニちゃん(山形市)チェリン(寒河江市)桃色うさひ(朝日町)、五人囃子はカセ坊(上山市)雪ごろう(尾花沢市)じゅっきーくん(山形市)タントくん(東根市)かぶくん(中山町)。左大臣をガッさん(西川町)、右大臣を天童駒八(天童市)が担当し、階段を使ってポーズを取った。
撮影会に先立ち、ゆるキャラによる役の選定会議が開かれた。主役級の女雛にはムララとベニちゃんが、男雛にはべにのすけのほかじゅっきーくんら3体が立候補。多数決で決定し、落選キャラが悔しがる場面も。ムララはこの日、村山市内の雛祭りイベント宣伝のために仕立てた豪華な着物をまとって参加。「べにちゃんに勝てるとは思わなかったけど、とても光栄」と意気込んで撮影に臨んだ。
同キャンペーンの期間は2月1日〜4月19日。村山地域7市7町で組織する「やまがた広域観光協議会」が毎年実施している。ゆるキャラを集めた撮影会は、効果的な情報発信を目的に同協議会事務局の県村山総合支庁観光振興室が初めて企画した。
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