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天童のニュース(平成27年3月31日) (最終更新:2015年3月31日)

2015年3月30日(月) 天童市、首都圏からの観光誘客に補助事業

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 首都圏からの観光誘客を図るため、天童市は交通費やおみやげ代を助成する新たな事業を平成27年度に実施します。これは国の地域住民生活等緊急支援交付金を活用して行う「てんどう満喫ツアー事業」と名付けられたもので、飛行機やタクシー、レンタカーなどの交通費や、おみやげ購入や果物狩りなどのクーポン券を発行するものです。

 これとは別に、山形県では宿泊費の助成事業を計画していることから、首都圏からの旅費、天童温泉での宿泊費、そして観光にかかる経費、すべてに助成がおこなわれる形になります。実施時期はまだ未定ですが、サッカーJ1・モンテディオ山形のホームゲームで応援に駆けつけるサポーターに活用してもらうことも念頭にあるようです。

 合わせて行われる「てんどう満喫情報発信事業」では、市内18の公共施設などに無料WiFiスポットを整備し、スマホやタブレット端末の利用促進を図るとともに、観光に関する情報発信の強化を図ります。

[山形新聞]天童の旅バックアップ 交通費 土産代 市が助成

情報発信も強化 18か所に無料WiFiスポット

 天童市は観光誘客の拡大に向け、同市を訪れる旅行者の交通費やお土産代を助成する「てんどう満喫ツアー事業」を展開する。県の宿泊券助成事業との相乗効果を狙うほか、サッカーJ1・モンテディオ山形のホーム戦で訪れるアウェーサポーターによる活用も見込んでいる。情報発信面では公衆無線LANサービスWiFi(ワイファイ)の無料スポットを市内18カ所に設置する。

 国による地域住民生活等緊急支援交付金を活用。満喫ツアーは、高速バスと航空機の利用者が対象で、1人当たり4千円を上限に交通費の2分の1を助成。市内を訪れた際の移動をサポートするため、タクシー・レンタカーの代金も5千円を上限に補助する。さらに、お土産購入や果物狩りなど体験プランの利用に対しては、2千円を上限としたクーポンを発行する。

 県が宿泊費を援助する助成事業を計画しているのと合わせ、移動、宿泊、観光をトータルで助成する。交通費助成などは、旅行代理店やインターネット販売による取り扱いを想定し、準備を進めている。

 情報発信の強化として、市役所、JRの各駅、市美術館、西沼田遺跡公園など公共、観光施設の18カ所に無料のWiFiスポットを整備。スマートフォン(多機能携帯電話)やタブレット端末による情報入手の環境を整える。さらに、市内の飲食店、小売店を網羅したエリア案内情報を会員制交流サイト(SNS)を介して提供する。

 事業費は満喫ツアーが2255万円、情報発信が2665万円。

 市は「これまで着地型観光商品の開発に力を入れてきたが、その魅力を確実に旅行者に伝えることが大切」とし、旅行雑誌やパンフレットへの掲載にも予算を充てる。

(山形新聞2015年3月31日 第17面より)
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■天童のニュース:観光キャンペーン
http://www.ikechang.com/news/news930.htm

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