県内トップ、全国でも上位に入る天童市のふるさと納税について、2015年度分の受付が2か月を待たずに5億円を超えたと発表されました。
応援したい自治体に寄付をすると住民税などが軽減される「ふるさと納税」で、天童市は14日、2015年度分の寄付額が5億円を突破したと発表した。全国でも上位に位置した14年度分の寄付額約5億1千万円を既に超えており、今後も勢いは続きそうだ。
市は2月27日に15年度分の申し込みを受け付け、4月10日現在の集計で寄付額が5億1908万円に上った。昨年度までは1人1回の寄付だったが、本年度は複数回も可能とし、申込者3万847人に対し、返礼品の受付件数は4万4359件となっている。人気の要因は返礼品として用意した農産物で、サクランボは先行予約を含め約1万8千件を受け付け、モモは品切れの品種も出ている。約10種をそろえた天童木工の家具も注目度が高い。
4月以降は申し込みが1日千件前後のペースで推移し、事務処理も多忙を極める。市の担当者は「昨年からのリピーターが非常に多く、天童の魅力が広まっていることが実感できる」と話していた。
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