天童市内の中学生は、2年生になると市内の各事業所で職業体験に臨みます。天童四中ではサッカーJ1・モンテディオ山形を訪問し、守護神・山岸範宏選手からプロ選手としての心構えについて教えてもらいました。
天童四中(原田寧校長)の2年生5人が14日、職業体験の一環で、サッカーJ1・モンテディオ山形のGK山岸範宏選手からプロ選手として大切な心構えなどを聞いた。
天童市の県総合運動公園内で行われた練習後、山岸選手が子どもたちの質問に答えた。「プロとして一番大切なことは」と聞かれた守護神は「自分の目標をぶれずに持ち続け、努力すること。うまくいかないことの方が多い。どうやって自分の状況を打開できるかを常に考えている」と伝えた。
さらに「チームが失点した後はどう盛り上げているか」の問いには、「失点したとしても、今までの努力が崩れるわけではない。下を向かないよう強い気持ちを出している」。結城光一郎君(14)は「とても貴重な体験。言葉のすべてがかっこいい」と話した。
同校の2年生129人は12日から3日間、天童市内の事業所などを中心に職業体験を実施。このうち5人が県総合運動公園内でモンテディオ山形の練習とチームに関わる社員の仕事を見学した。
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