2年後の2017年(平成29年)に山形県、宮城県、福島県の3県を会場に開催される全国高校総体(インターハイ)夏季大会の実行委員会が6月1日に設立されました。サッカーJ1・モンテディオ山形のホームスタジアム「NDソフトスタジアム山形」では、開会式や陸上競技が開催されるのではないかと思われます。
2017年に本県を幹事県に宮城、福島との南東北3県で開催される全国高校総体(インターハイ)夏季大会の県実行委員会設立総会が1日、県庁で開かれた。吉村美栄子知事を会長に選び、開催地市町や競技団体、関係機関の代表など委員を委嘱。総合ポスターが発表された。
大会は一部競技を除き7月28〜8月20日に開催。本県では14市町で9競技10種目を実施し、選手と監督の参加は1万2200人、観客数は20万人を見込む。総会では▽総務・広報▽競技▽式典▽宿泊・医事衛生▽輸送・警備・防災▽高校生活動の各専門部会を設けて大会成功に向け万全の準備を進めることを確認。冒頭にあいさつした吉村知事は「高校生スポーツ最大の祭典で、晴れの舞台。おもてなしの心で迎えて交流し、東北の元気を発信しよう」と呼び掛けた。
総合ポスターはB2判で、跳躍する選手の姿に「繋(つな)がる絆 魅(み)せよう僕らの若き力」とスローガンを配置した。今後県内外で掲示し、大会をPRしていく。
2017年夏に山形、宮城、福島の南東北3県で開催される全国高校総体(読売新聞社共催)に向けて1日、関係機関などでつくる県実行委員会の設立総会が県庁で行われた。大会準備のため六つの専門部会の設置や、今年度の事業計画などを確認した。
専門部会は、総務・広報、競技、式典、宿泊・医事衛生、輸送・警備・防災、高校生活動の六つが設置される。
また、今年度の事業として、ホームページを開設し大会をPRすることや、警備・防災計画を策定することなどが了承された。今年度予算として約2100万円が計上された。
一方、大会運営の課題として、県ホッケー協会からは「人工芝のコートが足りない。支障が出る可能性がある」との意見が出された。県は「今後、他の競技との兼ね合いも踏まえ検討していく」としている。
実行委の会長を務める吉村知事は、「運営に万全を期すのはもちろんのこと、選手たちをおもてなしし、山形の魅力、東北の元気を発信していきたい」と述べた。
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