天童市立図書館の周りには背の高い木々がありますが、その木陰を利用した「緑陰図書館」が初めて企画されました。
天童市立図書館は7日、利用者拡大の一環として、木陰で読書を楽しむ「緑陰図書館」を初めて開いた。
樹木が並ぶ図書館前のスペースに、職員手作りのテーブルや椅子20席のほか、パラソルを設置した。お気に入りの本を持って座った利用者には、企画に協力した市内の喫茶店「麦ひとつぶ」が入れたてのコーヒーやジュースを提供。優しい風が吹く中、利用者は鳥のさえずりを聞きながらページをめくり、ぜいたくな時間を過ごしていた。
今回の企画は、書籍の管理面を考慮し、同図書館の利用カードを所有し、本の貸し出しを受けた人を対象に実施。同図書館は「継続的な開催も検討したい」としている。
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