ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」で昨年全国7位の寄付額を記録した天童市に、全国の先進自治体が集まってサミットを行うことになりました。これは、「ふるさとチョイス」を運営する株式会社トラストバンクが企画したもので、天童市では7月10日(土)・11日(日)に開始されます。
読売新聞の記事の中には「農家なども参加可能」とありますが、天童市で開催される分については、自治体職員・メディア関係者のみの集まりになります。
ふるさと納税を巡るノウハウを自治体関係者らが共有し、地域の活性化につなげてもらうため、「ふるさと納税全国サミット」が6〜8月、天童市など全国7か所で初めて開催される。会合では、議論を通じ、地方のみりょっくを再発見するためのヒントを模索していく。
ふるさと納税は、居住地と異なる自治体に寄付すると、所得税や住民税が減額される仕組み。
サミットは、ふるさと納税を紹介するサイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンク(東京都)が企画した。先進的な取り組みを進める自治体の担当者が体験談を語ったり、意見交換したりすることで、他の自治体に「成功例」を伝えるのがねらいだ。
サミットは、農産物など地域の資源を生かした返礼品で知名度を上げた自治体などで開かれる。100万円を寄付すると遊園地が貸切になる愛知県碧南市や、寄付額に応じてポイントがたまる制度を導入した長崎県平戸市など、ユニークな事例もある。
天童市では7月10、11日に開かれる。自治体関係者のほか、農家なども参加可能。ふるさとチョイスのさいとから申し込む。
天童市の場合、降ひょう被害を受けた農作物を返礼品に充て、寄付額を増やした点が注目された。今年度もすでに申込額が5億円を突破し、好調を維持している。同社は「災害に遭っても、ふるさと納税を活用してPRするという方法を示した」と評価する。
天童市は「今後もふるさと納税を活用し、東北一丸となって地域を盛り上げていきたい」とサミットに向けて意気込んでいる。
その他の開催地は、島根県浜田市(6月26、27日)、長崎県平戸市(7月3、4日)、札幌市(7月17日)、愛知県碧南市(7月31日)、三重県玉城町(8月7日)、東京都(8月28日)。
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