平成27年上半期の寄付額全国1位を記録した天童市のふるさと納税について、12月18日時点で申込金額が20億円を突破しました。8月17日に10億円を突破してから4か月間で、さらに10億円の寄付が集まったことになります。
希望する自治体に寄付をすると税金が軽減される「ふるさと納税」で、天童市は18日、2015年度の申込金額が20億円を突破したと発表した。確定申告の時期を控え、駆け込みの申し込みが増えたことで今月の申請が急増している。
17日現在の集計で、申込者数は延べ11万2843人、金額は20億1103万円。昨年同期と比べ、金額は約5倍となった。返礼品として用意したラ・フランス、リンゴなどの果物類は品切れで現在はコメや牛肉、日本酒の希望が多数を占めている。ふるさと納税の情報をまとめたっポータルサイトの調査で、天童市は上半期全国1位だったが、同市の調べで、現在は少なくとも3つの自治体が20億円を超えているという。
今月は、多い日の申込額が1000万〜1500万円といい、担当者は「年末の駆け込み申請はしばらく続く」と見通す。ふるさと納税は本年度から、年間の寄付先が5自治体までならサラリーマンの確定申告は不要となっている。
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