今年で9回目になる「キャンドルナイトinてんどう2015」が12月19日(土)にJR天童駅東口で開催されました。これは、「電気を消してスローな夜」を合言葉に、電気を消してキャンドルの灯りのもとで過ごしながら、地球温暖化防止や現在のライフスタイルについて考えてみようとの趣旨で、天童市地球温暖化防止対策協議会が開催しているものです。
さらに今回は、初めての試みとして、天童ターミナルビル・パルテで「クリスマスマルシェ・クラフトフェア」も同時開催されました。パルテの1階と3階を会場に、マルシェ(市場)のようにたくさんのお店が軒を並べ、「パルテ史上、初めてなのでは?!」というぐらいにたくさんのお客さんで賑わいました。この企画はとても良いと思うので、今後は毎月もしくは年4回程度で開催してはどうかと思います。
また、キャンドルナイトについては、高校生などたくさんのボランティアのみなさんにご協力いただいましたので、「このエリアは○○さんグループで」「こっちのエリアは○○さんグループで」と、部分ごとに「おまかせ」してしまったほうが、デザインやレイアウトにも工夫が出てきて、見る側も参加する側も、より楽しめるのではないかと思いました。来年のイベントで、ぜひ検討いただきたいと思います。
パルテ入口には、クリスマスマルシェ・クラフトフェアのゲートがお目見えしました
天童市観光物産協会では、あったかい牛筋煮込みや味噌でんがく、唐揚げなどを販売しました
「むぎらわ」は、タコの代わりにエビが入った「えびやき」を販売しました
「こめやかた」では、自家栽培米の米粉100%でつくったクレープなどを販売していました
おりがね工房では、ピンバッジの製作体験ができました
「ガレスタ イ クチーナ」では、ガラスにコードワークを施したアクセサリーを展示していました
お日さま農園では、獲れたての野菜を販売していました
「親子の針仕事くらふとSachi」では、お母さん手作りの作品が展示されていました
「羊工房チェビオット」では、チェビオットという種類の羊の毛で、手紡ぎの作品を製作しています
「花スピカ」では、リース作りを体験することができました
「ふる里工房」では、茅葺き屋根の古民家のミニチュアを展示していました
「布施猫笑店」では、できあがった猫に絵を描く体験をすることができました
「遥空」では、描いた絵や文字をそのままハンコにできる体験をすることができました
子どもたちに楽しんでもらおうと、駄菓子屋「んだごんぱ」もお目見えしました
「工房こじろう」では、オリジナルプレートを作ることができました
「工房こじろう」のとなりでは、本に挟むしおりの製作体験ができました
クリスマスマルシェとクラフトフェアは、パルテの1階と3階を会場に開催されました
クリスマスマルシェには、パルテの各テナントが参加しました
クラフトフェアには、市内の花屋さんや雑貨屋などが参加しました
午後5時30分からは、パルテ3階で大抽選会(クリスマスプレゼント大会)が行われました
クリスマスプレゼントの品物は、クラフトフェアに参加された皆さんからご協力をいただきました
キャンドルは作りは、好みの色を組み合わせてつくります
お昼ごろには、色とりどりのキャンドルが出来上がっていました
午後3時からは、ボランティアのみなさんがキャンドルの設置作業に取りかかりました
カラフルなキャンドルは、中央のオブジェ付近に置かれました
ボランティアには高校生もたくさん参加していました
午後4時15分からのセレモニーに続いて、みんなでキャンドルへ明かりを灯しました
およそ3000個のキャンドルに火を灯し終えたころには、あたりは暗くなってしまいました
会場のあちこちで写真に収める人たちの姿がありました
キャンドルが敷き詰められた様子は、さながら光のじゅうたんです
会場の周辺だけは、ゆったりと時間が流れているような印象がありました
天童駅の自由通路から眺めたキャンドルの灯
キャンドルが灯された天童駅東口
昼の時間が最も短い冬至(22日)に合わせ、天童市のJR天童駅前で19日夜、手作りのろうそく約3千個をともす「キャンドルナイト」が行われ、光のじゅうたんのような光景が広がった。
環境っやエネルギー問題を考えようと市地球温暖化防止対策協議会(武内賢二会長)が企画し、9回目。市内の神社や寺院から不要になったろうそくを譲り受け、中高生のボランティアや市民がエコキャンドルに再生。駅ビル「パルテ」を会場に約20のクラフト店などが並ぶ「クリスマスマルシェ」が初めて開催され、多くの人がろうそく作りに参加した。
武内会長は「年に一度でも電気やエネルギー―の消費について思いを巡らせてほしい」と話していた。広場一面にオレンジの光が揺らめき、訪れた人はゆっくりと流れる時間を楽しんでいた。
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