一般社団法人天童市観光物産協会のキャラクター「こま八」(こまはち)のフィギュアが、JR天童駅となりの天童市物産センターに展示されています。これは、天童市出身の創作人形作家・大滝博子(おおたき・ひろこ)さんが寄贈したもので、花笠を手にしたものや、さくらんぼの種を飛ばしているものなどが飾られています。
ゆくゆくは、小さな「こま八」が将棋盤の上に並び、「人間将棋」さながらに将棋を指せるような形になるかもしれないそうです。
大滝博子さんが寄贈した「こま八」の人形は、パルテ2階「天童市物産センター」内に展示されています
天童市出身の創作人形作家大滝博子さん(58)=山形市=が天童市観光物産協会のキャラクター「天童こま八」のフィギュアを作り、1日、同協会に寄贈した。
大滝さんの作品展が4〜5月、天童桜まつりの一環として市内の2美術館で開催された。同じ時期に着ぐるみデビューしたこま八を応援しようと、フィギュアを作り始めた。
こま八をそのまま再現した2体のほか、花笠踊りを演じたり、エプロン姿でサクランボの種を吹き出している夏バージョンを、日常の何げない場面を切り取る大滝さん流にアレンジし、高さ15センチほどの手乗りサイズに仕上げた。さらに哺乳瓶を持った赤ちゃん、将棋盤を囲んだ超ミニ版も加わり、計8体を持ち寄った。
贈呈式はパルテで行われ、大滝さんが伊藤彰会長に手渡した。「布ではなく樹脂が材料なので水洗いできる。末永くかわいがって」と大滝さん。パルテ内の市物産センターでショーケースに入れて展示される。
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