天童市にある東北パイオニアが、山形労働局の「子育てサポート企業」に認定されました。これは、次世代育成支援対策推進法に基づき、従業員の仕事と子育ての両立支援のための行動計画を策定し、一定の要件を満たした事業所を山形労働局が認定しているものです。
従業員の子育て支援に積極的に取り組む「子育てサポート企業」の認定通知書交付式が16日、山形市の山形労働局で行われた。東北パイオニア(天童市、峯田裕之社長)と山形大(山形市、小山清人学長)が新たに認定を受け、県内の認定企業数は延べ34となった。
認定を受けるには、一定期間中に▽育児休業などを取得した男性がいる▽女性の育児休業取得率が70%以上―などの基準をクリアする必要がある。東北パイオニアは、仕事と育児に関する講演会の開催、山形大は一斉休業期間を長くするなどの取り組みも展開した。
交付式で、相浦亮司局長から通知書を受けた東北パイオニアの真見孝志取締役兼常務執行役員と山田大の阿部宏慈理事・副学長は「従業員のサポートに引き続き力を入れる」「働きやすい環境づくりに向けて周囲の理解も高めたい」などとそれぞれ語った。
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