サッカーJ2・モンテディオ山形の新スタジアム建設について、株式会社モンテディオ山形は建設のための新法人の設立に着手したと発表しました。しかし、このニュースについて地元メディアで報道しているのは、唯一、さくらんぼテレビ(SAY)だけ。翌日の山形新聞にも取り上げられていません。
発表では「建設地は白紙」としながらも、「発起人を中心に出資を調整」ということから
さくらんぼテレビ(SAY):モンテ新スタジアム 新法人設立へ発起人会が初会合
山形新聞:新スタジアムの場所「公平性確保し選定」天童・発起人会初会合
モンテディオ山形は、新スタジアム整備のプランづくりなどを担う新たな法人の設立に着手したと発表しました。建設地は今後、第三者委員会での検討も視野に決めていく方針です。
モンテディオの新スタジアムの整備を巡っては、クラブや県内企業、有識者でつくる検討委員会が今月中に事業主体となる株式会社を設立することを決めています。きのうは、検討委員会から移行した発起人会の初会合が開かれ、今後、発起人を中心に出資を調整していくことを確認しました。
また、会社の設立後、新スタジアムの事業プランとなる基本計画づくりに着手し、徐々に事業を具体化させていく段取りを確認したということです。
一方、天童市と山形市が激しく綱引きするスタジアムの設置場所は、現段階で白紙とし、今後、第三者委員会の設置を検討するなど、公平性を確保しながら、選定作業を進めていく考えです。
サッカーJ2・モンテディオ山形の新スタジアムについて、基本計画を決めて資金を調達し、建設後の運営にも携わる新たな株式会社設立を目指す発起人会は8日、天童市のNDソフトスタジアム山形で第1回会合を開き、発起人代表に寒河江浩二山形新聞グループ経営会議議長(山形新聞社長)を選んだ。会社設立に向け、発起人を中心に出資を調整していく。
注目の設置場所については「現段階では白紙」。場所の決定については、新スタジアムの概要を盛り込んだ基本計画策定後、例えば第三者委員会を設置するなど公平性を確保しながら進めていくとしている。
発起人会は県内の経済、金融、スポーツ、報道の各分野の関係者で構成した検討委員会から移行した。メンバーは検討委と同じ11人。新会社は合弁方式とし、資本金は5千万円を想定している。
[SAY]モンテ新スタジアム 新法人設立へ発起人会が初会合
[山形新聞]新スタジアムの場所「公平性確保し選定」天童・発起人会初会合
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