新スタジアム構想が進められているサッカーJ2・モンテディオ山形について、天童市は、平成29年度に新スタジアム建設のための基金を創設することを発表しました。これは、議会前の天童市長定例記者会見で明らかにされたもので、「とりあえず」1億円を積み立てますが、状況に応じて増額されていきます。
1月26日には、天童市モンテ応援隊が山本信治(やまもと しんじ)天童市長に対して、財政的な支援を含めて、新しいスタジアムを山形県総合運動公園付近に建設してくれるよう要望書を提出していました。今回の基金創設は、この要望に応える形で取り組まれるものです。
サッカーJ2・モンテディオ山形の新スタジアム構想を巡り、地元の天童市は16日、1億円の基金を創設する方針を明らかにした。「現施設周辺に建設してほしいとの意思表示」としている。
市内12の応援組織を束ねる市モンテ応援隊が、山本信治市長に財政支援を求める要望書を提出していた。同日の記者会見で山本市長は「1億で足りるかという議論はあるが、構想の動きを注視し(増額を含め)検討していく」と説明。18日に開く市民大会をPRし、JR天童南駅―県総合運動公園間に整備したモンテロードを「新スタジアムを見据えたもの」と紹介した。
基金について、市はモンテへの広告スポンサー料などを含めた例年通りの2千万円とは別枠で予算化。基金創設に伴う条例設定案とともに、3月市議会定例会に提出する。
市民大会は市、応援隊、ホームタウンTENDO推進協議会の3者が主催。千人以上を動員し、市民の思いを結集したい考えだ。
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