［SAY］モンテ新スタジアム市民大会　天童市への建設求め決議採択

　モンテディオ山形の新スタジアム建設を支援する市民大会が、きのう天童市で開かれ、山本市長は財政面からも積極的に支援していく考えを示しました。

　きのう夜、天童市で開かれた新スタジアム建設を支援する市民大会には、サポーターなどおよそ1200人が参加しました。大会では、県総合運動公園周辺は県内外からの交通アクセスがよく、広大な駐車場も確保されていることから、新スタジアム建設に最適であるとして、県とモンテディオ山形に建設を要望していくことが決議されました。

山本信治（やまもと しんじ）天童市長のあいさつ

財政面からも積極的に支援を行いたいと考えております。

　天童市の山本信治市長は、新スタジアム建設の財政面での支援策として、新年度予算に１億円の天童市スポーツ施設基金を創設する案を盛り込んだことを明らかにしました。また、山本市長は、一部報道で山形市と天童市の複数地域が候補地に挙がっていることについて、「白紙と聞いていたので大変驚いている」と話しました。

［YBC］モンテの新スタジアム　天童誘致へ市民大会

　サッカーＪ２・モンテディオ山形の新しいスタジアムの整備構想を巡って、天童市にある現在の施設周辺への建設を求める市民大会が、昨夜、開かれました。

　モンテディオ山形の新しいスタジアム建設を巡っては、これまでに候補地として山形と天童の両市が名乗りを上げています。このうち、現在の施設がある天童市では、昨夜、新スタジアム誘致のための市民大会が開かれ、1000人あまりの市民サポーターらが参加しました。

　大会では、天童市の山本信治市長が「新スタジアムの建設は、地域経済の活性化などが大いに期待できる。天童市に建設してほしい」とあいさつしました。

　続いて意見発表が行われ、県運動公園周辺は県内外からのアクセスに優れ、広い駐車場も完備しており、最適地だといった意見が出されました。そして、現在の施設周辺への新スタジアム建設を求める大会決議を採択しました。

［山形新聞］天童誘致へ1200人集会　新スタジアム構想

　サッカーＪ２・モンテディオ山形の新スタジアム構想を巡り、地元の天童市は18日、市民文化会館で市民大会を開いた。約1200人が参集し、現施設周辺への建設を求める大会決議を採択した。

　ホール約1100席は埋まり、別室で数十人がモニターを見ながら参加。県内各界代表らによる発起人会が基本計画策定などに携わる株式会社設立に向けて動いている経過が報告された。山本信治市長は「ここ１、２カ月が新スタジアム建設の大きな分岐点になる」と強調。新年度予算に１億円の基金創設案を盛り込んだことを報告し「市民の大きな期待に応えるため関係機関に働き掛ける」と約束した。

　天童温泉協同組合の押野茂理事が「Ｊ１の３年間で１万人超が宿泊割引を利用し、浦和戦では市内がレッズの赤で埋め尽くされた」、市モンテ応援隊の遠藤喜昭会長は「モンテが誕生して17年間ずっと一緒だった。天童市民にとってチームは家族のようなもの」と意見発表した。

　交通アクセス、広大な駐車場併設という優位性を挙げ「現施設周辺こそ最適地」とする大会決議を満場一致で採択。勝利の際に歌うスポーツ県民歌を会場に響かせ、気勢を上げた。

　市、応援隊、ホームタウンＴＥＮＤＯ推進協議会の３者が主催。吉村美栄子知事、森谷俊雄モンテ社長に来賓として出席要請したが、２人とも欠席した。

［朝日新聞］モンテ新スタジアム「天童市が最適」訴え　市民大会サポーターら1200人

　モンテディオ山形の新スタジアムについて、天童市や市モンテ応援隊などは18日、市民文化会館で「新スタジアム建設を支援する市民大会」を開いた。サポーターら約1200人が参加し「新スタジアムが、県総合運動公園の隣接地に建設されるよう要望する」との決議を採択した。

　大会で山本信治・天童市長は山形市内などで候補地が検討されていることについて「これまで白紙と言われていたのに驚いている」と話した上で「天童市がモンテのホームスタジアムの最適地。市民の大きな期待に応えられるよう、関係機関に積極的に働きかけていく」とあいさつした。

　天童市議で同応援隊の遠藤喜昭会長は「50、100年先も県民の宝物であり続ける場所。知らない間によそに持っていかれるのは許されない」と訴えた。

　大会後、山本市長は会見を開き「山形市と競うわけではないが、新スタジアム建設に向けて、市議会で１応援の資金を積み立てることを提案する。財政面でも積極的に支援したい」と述べた。

［毎日新聞］モンテ新スタ、本拠地周辺に建設を　天童で市民大会

　サッカーＪ２・モンテディオ山形の新たな本拠地となる新スタジアム建設を巡り、天童市などは18日夜に市民大会を開いた。サポーターら約1200人が参加し、現在の本拠地の県総合運動公園（同市山王）周辺に建設を求める大会決議を採択した。

　県内の新聞社やスポーツ関係団体などで構成する「新スタジアム推進事業体設立検討委員会」ができ、基本計画の作成などを手掛ける会社が近く設立されるといった経過が説明された。山本信治市長は「新スタジアム建設はこの１〜２カ月が大きな分岐点となる。現在のスタジアム付近での建設が市民の総意だ」と述べた。

　その後、「県総合運動公園周辺は交通アクセスに優れ、広大な駐車場が併設されていることから新スタジアム建設の最適地」などとした大会決議を採択した。