地方創生の要の1つとして国の「まち・ひと・しごと創生本部」が提供する「地域系座分析システム(RESAS/リーサス)」を活用した「ハッカソン」が、天童温泉「ほほえみの宿 滝の湯」を会場に2月19日・20日の2日間、山形県で初めて開催されました。「ハッカソン」とは、「ハック」(hack)と「マラソン」(marathon)を組み合わせたアメリカIT業界が発祥の造語で、複数のプログラマーやデザイナーがチームを組んで、数時間から数日間で集中的にソフトウェアを組み上げるイベントです。
「RESAS×山形ハッカソン〜おらだで創る山形のミライ〜」と題したこのイベントは、内閣府地方創生推進室が主催し、以下のテーマで行われました。
ミライの山形を、自分たちのアイデアと力で、もっとよくしていきたい。未来の山形には、いまよりもっと多くの人を呼び込む力や、もっと多くの人をハッピーにさせるエネルギーが満ちあふれているはずです。そんな山形のミライに対する強い気持ちを、自分たちの開発力・技術力にのせて、山形の未来を創る熱いアプリケーションをみんなでHackしましょう!
[YTS]エンジニアがアイデア競う 県内初開催「ハッカソン」って何?
[山形新聞]天童誘致へ1200人集会 新スタジアム構想
「山形ハッカソン」には、ウェブデザイナーやプログラマーのほか、行政の担当者も参加しました。製作期間はわずかに2日。参加者は、観光誘客へつながるアプリの開発にあたりました。
今回の開発の支えとなっているのは、経済産業省が運用している情報システム「RESAS(リーサス)」です。RESASは誰でも利用可能で、国が管理する人口や観光などのデータのほかに、民間企業が管理する消費行動など、細かい情報まで閲覧できます。地域の実態に即した強みや課題の分析に期待がかかります。
今回製作されたアプリケーションは、来月東京で開催される内閣府主催のコンテストに出品されます。ハッカソンは山形では初めてだったんですけれども、20都道府県ぐらいで行われていて、近い将来、この運動は世の中を大きく変えるかもしれません。
地域経済に関するビッグデータを収集したRESAS(地域経済分析システム)を活用し、地方創生につながるアプリケーションの開発に取り組む「RESAS×山形ハッカソン」が19、20の両日、天童市の滝の湯で開かれた。参加者22人が観光誘客などを目指す五つのアプリを考案。アプリは内閣府が3月に主催するコンテストに応募する。
数に印の班ごとにアイデア・成果を競う「ハッカソン」方式で取り組んだ。RESASは市町村単位で三g表別の売上高や他地域との取引量といった産業データを地図上に表示することができ、内閣府は昨年11月、このデータを自由に取り出せるAPIを公開している。ハッカソンは新たな切り口でRESASを活用したアプリ創出につなげようと内閣府が主催した。
プログラマーらが5グループに分かれ、「おらだで創(つく)る山形のミライ」をテーマに意見交換。外国人の訪問目的地といったデータを活用し、旅行形態や目的に合った温泉を紹介するアプリなどを開発した。
最優秀に選ばれたグループはサッカーJ2・モンテディオ山形を地域活性化に生かすツールを提案。アウェーチームの自治体と本県の人口や工業生産高、企業数といったデータを比較し、その規模に応じてチームマスコットの大きさが変わる仕組みで「楽しみながら互いの地域性が理解できる」などと評価された。
[YTS]エンジニアがアイデア競う 県内初開催「ハッカソン」って何?
続いてはこちらです。みなさんは「ハッカソン」という言葉をご存知でしょうか?(わたしは初めて聞きました。)わたしも実は初めてだったんですけれども、これはですね、コンピューターのプログラム開発を表す「ハック」という言葉と「マラソン」を掛け合わせた言葉で、造語になるんですけれども、一定時間内にプログラムを開発する技術とアイデアを競うもので、山形では初めて開かれました。
[山形新聞]観光誘客アプリ考案 天童・ビッグデータ活用
前の日へ... | 今月の見出しへ... | 次の日へ... |