全国トップクラスの寄付実績を誇るふるさと納税について、山本信治(やまもと しんじ)天童市長は8月21日の定例記者会見において「適切な運営は(制度維持には)欠かせない条件だ」として、9月1日受付分から返礼率を3割にすることをあらためて表明しました。
総務省は、過度な返礼品競争になっている現状を抑えるためとして、平成29年4月1日付けで全国の自治体に通知を出して、返礼品の調達割合や返礼品の種類について制限をかけています。
ふるさと納税の返礼品について、天童市が、来月受付分から寄附額に対する返礼割合を引き下げることになりました。山本市長は、きょう、制度維持のためとして、適切な運営を行っていく方針を示しました。
ふるさと納税の返礼品を巡っては、総務省が、寄附額の3割以下にすることなどの要請を出していました。県内で2番目の寄附額を誇る天童市では、来月受付分から寄附額に対しこれまで5割だった返礼割合を3割に引き下げることにしました。
天童市では、ふるさと納税推進事業に関して、9月定例会で7億4千万円あまりを増額補正する方針です。
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