赤塚弘実(あかつか ひろみ)氏が会長を務める天童東ロータリークラブが、舞鶴山の北側入口にある駐車場付近に桜3本を植樹しました。舞鶴山周辺では現在、駐車場の整備などが進められており、24年前にロータリークラブが植樹した桜が一部伐採されてしました。今回は、ロータリークラブの30周年記念と、ボランティア活動で取り組んでいる東日本大震災の復興祈念を兼ねて、植樹を行いました。
天童東ロータリークラブ(RC、赤塚弘実会長)は東日本大震災復興祈念と創立30周年を記念して、天童公園(舞鶴山)麓の駐車場に桜3本を植樹し、1日に除幕セレモニーを行った。
駐車場を取り巻く桜は、天童東RCが24年前に植樹したもの。駐車場整備で一部が伐採を余儀なくされたため、30周年事業として新たに植え直すことにした。同RCは被災地での炊き出し、天童在住の避難者を囲んでのバーベキューなど復興支援活動も重ねており、3本のうち1本には「絆 希望の桜」と書かれたプレートを掲げた。
福島県などからの避難者12人を含む約60人が出席した。赤塚会長は「春には見事な花を咲かせて根を張り、親しまれることを願う」とあいさつ。南相馬市から避難している武沢治さん(63)は「桜のように少しずつ成長し、前に進んでいきたい。天童に来て良かった」と感謝していた。
前の日へ... | 今月の見出しへ... | 次の日へ... |