2月25日に東京都内で開催される「東京マラソン2018」に、天童市陸協の斎藤真也(さいとう しんや)選手が招待選手として参加することが1月22日に発表されました。招待選手になるためには、以下の条件をすべてクリアする必要があります。
斎藤選手は昨年の同大会を2時間17分58秒で完走していることから、今大会の招待選手になりました。
東京マラソン(2月25日)の主催者は22日、招待選手として男子2連覇を狙う全世界記録保持者ウィルソン・キプサング(ケニア)、昨年9月にハーフマラソン日本記録をつくった設楽悠太(ホンダ)、前回大会で日本人最高の8位に入った井上大仁(MHPS)、箱根駅伝で活躍した神野大地(コニカミノルタ)らを発表した。本県関係では斎藤真也(天童市陸協)と小川智寛(南陽東置賜陸協)が選ばれた。東京都内で行われた記者会見でキプサングは世界記録、設楽悠は日本記録の更新に意欲を示した。
設楽悠は年が明けてからも全日本実業団対抗駅伝、全国都道府県対抗駅伝の最長区間で区間賞を獲得するなど好調を維持。「日本記録を破るという気持ちで走る」と2002年に高岡寿成がマークした日本記録より6秒速い2時間6分10秒を目標に掲げた。
昨年から高低差がより少ないコースとなった。日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーは「彼が100パーセントの力を出せば日本記録は更新できる。5分台、4分台で走る力もある」と期待する。
昨年、キプサングは30キロ付近まで世界記録ペースで飛ばし、日本国内最高の2時間3分58秒で優勝した。35歳の実力者は「東京は世界でも最速のコース。今年はさらに速いペースで走る可能性もある」と予告した。
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