「雪」を観光素材として東北地方の魅力をPRするため、山形県は「東北観光プロモーション会議」を天童市で開催することを明らかにしました。これは、吉村美栄子(よしむら みえこ)山形県知事が年頭のあいさつの中で述べたもので、「雪」を生かした観光ルートなどを中国・韓国・台湾などの旅行業者などに紹介する予定です。東北6県が連携してこのような会議を開催するのは、初めてだそうです。
外国人旅行者に冬の東北観光の魅力をアピールしようと、県は来月、中国や韓国などの旅行関係者に、雪を生かした観光ルートを紹介する「東北観光プロモーション会議」を天童市で開くことになりました。
これは、吉村知事がきのう、県の幹部職員を前に行った年頭のあいさつで明らかにしました。「東北観光プロモーション会議」は、来月1日、中国や韓国、それに台湾などから、旅行会社やメディアの担当者およそ25人を招いて天童市で開かれます。
この中では、山形をはじめとする東北6県の観光担当者が一緒に、雪を生かした観光ルートなどを紹介することにしています。東北6県が連携してこうした会議を開くのは今回が初めてで、会議の前後には、商談会や蔵王の樹氷などを巡るツアーが検討されているということです。
県によりますと、おととし、県内に宿泊した外国人旅行者のおよそ半数が、冬のシーズンに集中しているということで、他県の観光地と連携して観光客をさらに上乗せしたい考えです。
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