将棋の同時対局数で世界記録を樹立した山形県天童市で、「ギネス世界記録達成記念モニュメント除幕式」が10月1日に開催されました。モニュメントが設置されたのは
(一社)天童市観光物産協会のキャラクター「天童こま八」
あいさつする山本信治(やまもと しんじ)天童市長
除幕式には関係者など約100名が参加しました
あいさつする菊地佑次(きくち ゆうじ)公益社団法人 天童青年会議所 直前理事長
参加者代表であいさつする松本望(まつもと のぞむ)さん
除幕式に先立ち、書道パフォーマンスが披露
山形県書道連盟顧問の鈴木千岳(すずき せんがく)さんが務められました
4枚の色紙を書き上げ、落款をして完成
天童と将棋に対する想いを述べてくださいました
除幕式には(一社)天童市観光物産協会のキャラクター「天童こま八」も参加
世界記録達成モニュメントは、駐車場に近い芝生の所に設置されました
モニュメントに自分の名前を探す参列者のみなさん
対局参加者と運営スタッフ合わせて5000名以上の名前が刻まれています
台座には、世界記録達成の説明が記されています
南側の面には「王将」が記されています
西側の面には「左馬(ひだりうま)」が記されています
東側の面には「天童」が記されています
モニュメントの手前には説明版もあります
鈴木千岳さんの書「将棋を 世界へ 未来へ」と二千局盤来モニュメント
天童市で去年10月に開かれた将棋の同時対局イベントで世界記録を達成した記念モニュメントが完成し、1日に舞鶴山山頂で除幕式が行われた。2362局のギネス記録を打ち立てた参加者やスタッフなど5250人の名前が書き込まれている。
モニュメントは人間将棋会場の一角に鎮座する。高さ2.2メートル、幅2.17メートルのステンレス製。3面張りの駒面には「王将」「左馬」「天童」の文字の上に、参加者らの名が印刷され、特殊加工されている。事業費は約1492万円。
式には関係者約100人が出席した。山本信治市長は「記録は将棋のまちの財産。モニュメントを天童の飛躍のシンボルにしていこう」とあいさつ。中学生名人戦で全国優勝した天童一中3年松本望さん(15)も招かれ「人と人をつなぐ将棋の素晴らしさ、魅力を実感した」とイベントを振り返った。
鈴木千岳県書道連盟顧問(同市北久野本)が書道パフォーマンスを披露し、畳3枚分のパネルに「将棋を世界へ未来へ」と力強く揮毫(きごう)した。出席者たちはモニュメントをまじまじと見ながら、自分の名前を探していた。
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